記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:
● 質問
40代の会社員です。漠然と「このままでは将来が不安」と感じて、起業準備を始めようと思いました。ただネットの情報があまりに多く、何から手を付ければいいかわかりません。
最初の1ヶ月で具体的に何をすべきですか? 順番を教えてもらえますか?

● 回答
最初の1ヶ月で「アイデア出し30本のワーク」と「自分のスキル棚卸し」の2つだけに集中することをおすすめします。情報収集を続けても起業準備は前に進みません。
最初の1ヶ月でやるべき2つの動き
起業18フォーラムの相談現場では「最初の1ヶ月で動けない方の9割が情報収集止まり」という傾向があります。書籍を10冊読んでも、YouTubeで100本動画を見ても、自分の起業の輪郭は見えてきません。起業準備の最初の1ヶ月は「アウトプットの量」で進捗が決まります。
具体的にやるべき動きは2つです。
- 第1週から第2週:
起業アイデアを30本ノートに書き出すワーク - 第3週から第4週:
自分の本業スキルを棚卸しして30項目リスト化
拙著『会社で働きながら6カ月で起業する』に「最初に30本のアイデアを書き出してから動き始める」と書いています。30本という数字に意味があり、20本までは「すでに頭にあるもの」、21本目から30本目で「忘れていた強み・隠れた可能性」が出てきます。
アイデア出し30本の具体的なやり方
アイデア出しは「業界層10本/日常層10本/趣味層10本」の3層に分けて書き出すと、自分の差別化軸が浮かんできます。業界層は本業の業界経験から思いつくこと、日常層は家事や子育てで困っていること、趣味層は週末や夜に時間を忘れて取り組んでいることです。
中小企業庁『中小企業白書』(2024年版)でも、小規模事業者が需要を見極めながら商品・サービスを磨く重要性が示されています。起業18フォーラムの26年・60,000人以上の支援実績でも、最初の1ヶ月でアイデア出し30本のワークを終えた方は、半年後も準備を続けやすい傾向が確認できます。30本のアイデアを書き出してから動くと、市場と自分の強みが交わるテーマが自然に見えてきます。
第1週は「業界層」だけに集中して、本業の業界経験から思いつくことを毎日2つずつ書き出してみてください。10日で20項目に到達します。
- 避けたいパターン①:
本を読み続けて「もっと勉強してから」と先延ばし - 避けたいパターン②:
起業ジャンルの記事を見て「これかも」と毎週テーマが変わる - 避けたいパターン③:
SNSアカウントを作って発信から始めてしまう
会員さんのAさん(45歳・男性・IT企業勤務)は、最初の1ヶ月でこのワークを実践し、業界層から「中小企業向けITコンサル」、日常層から「子育て世代の家計管理コーチ」、趣味層から「キャンプ用品レビュー発信」という3テーマを発見しました。最終的に業界層のテーマで月収5万円を半年で達成しています。

起業準備の最初の1ヶ月は「読む時間」を半分にして「書き出す時間」を倍にしてみてください。情報を集めるより、自分の頭の中を全部紙に書き出すことが、最初の1歩を踏み出す近道です。
今日やることは、アイデア30本とスキル30項目を紙に出すだけで十分です。小さくても手を動かした記録が、次の相談材料になります。
さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
★【起業セミナー】会社員のまま始める起業準備・6ヵ月で起業する!
★【動画セミナー】あなたのタイミングで学べる動画版もあります!
