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会社員の方が起業を考える時に、ほぼ全ての人がぶつかる壁があります。それらは、大きく分類すると5つあります。
- 時間がない
- お金がない
- アイデアがない
- 誰に売れるのかわからない
- 売込みができない
これは、会社員のまま起業をしてみたいと思う人がぶつかる典型的な壁であり、私自身も同じようにぶつかってきたものです。これらを乗り越えた人が副業から始めて起業家となり、そして、会社を辞めて自由になれるのです。ここでは、ぞれぞれの「ない」について解説していきます。
「時間がない」とみんなが言うけれど・・・?
これについては・・・「時間はあります」としか言いようがありません。と言いますか「誰でも24時間です」と言うべきでしょうか。時間がないと感じている人は「私は起業準備より大事なものが他にたくさんあって、そんなことに時間を割く暇はありません」と言っていることと同じなのです。
本当に独立したくて、本当に現状を変えたい人は、時間の使い方を見直して、何としてでも確保するはずです。それこそ、引っ越しをしてでも、定時帰りの会社に転職をしてでも、時間を確保するでしょう。覚悟の問題です。
「お金がない」ってなぜかわかりますか?
冒頭からちょっと厳しい話をしましたが、次は「お金がない」についてです。お金を集めるには、出資、融資を受けるか、寄付を募るか、助成金・補助金を探すか、クラウドファンディングをするかなど、今ではたくさんの手段があります。
お金がないとは「お金を使いたくない」という意味で言っているのではありませんか? もし、そうなのだとすれば、その発想は捨てて、「いくらまでなら投資できるのか?」と考えてみてください。
また、起業にはお金が書からないというのは幻想です。ビジネスには投資が必要です。特に創業時には大きなお金が必要になります。どんな業種であってもです。だからこそ、勉強にお金を使ってはいけません。起業する時に勉強から入ってしまうと、そして、その勉強にお金を使っていると、起業貧乏に陥ります。
「アイデアがない」は当たりまえ!
これは「あなたに起業した経験がないためにアイデアが出ない」という言わば「当たり前」の現象です。あなたの中には必ずビジネスの種があります。それを見つけられるかどうかは、あなた次第です。「あなたが好きなこと」「あなたが得意なこと」の中にヒントがあります。
「アイデアがない」と言い切ってしまうのではなく「アイデアの出し方を知らない」と考えてみましょう。
私がおススメしているのが、過去の整理です。特に幼少期、学生時代のこと。多くの人が、楽しい思い出や、逆につらい悲しい記憶を持っていたり、両親との関係に心が揺れた時期でもあります。そのことを一つひとつ、振り返ってみるのです。
楽しかったこと、嫌いだったこと、うれしかったこと、悔しかったこと、なぜだかうまくできちゃったこと、頑張っても結果がでなかったこと、好きになった人、嫌いになった人、そんなことを紐解いていきます。そして、自分が本当にやりたいことを探していきます。
「誰に売れるのかわからない」は考え方が逆!
「誰に売りたいのか?」
が最初に来なくては商品を作ることができません。
まず、あなたが誰を相手にしたいのかを決めましょう。その人が泣いて喜んでくれるサービスを開発しましょう。一番簡単な設定は「あなたのような人」です。今の、過去のあなたが持つ問題を、あなたのビジネスで解決してあげることです。
なぜそれが簡単なのでしょうか? 答えは「気持ち・痛みがわかるから」です。あなたから縁遠い人を対象にするほど、気持ちがわかりません。ビジネスの初期は、なるべくリサーチ費用やリスクを減らしたいものです。ヒット率の高いところを狙う方が賢明でしょう。
「売込みができない」は商品が悪い!
これは「売り込まなくては売れない商品」を開発したことに原因があります。お客様が必要とする商品を持っていれば、お客様は何もしなくても買ってくれます。あなたはただ、彼らに商品を紹介し、彼らの購入リスクを下げてあげればよいのです。
「知り合いに商品を売るのには抵抗がある」と言う人がいます。確かにその通りです。求められていないものを売るなんて嫌です。知り合いから「それ売ってくれる?」と言われるために、その人のことを考え抜きましょう。
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