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ビジネスは、人それぞれに向き不向きがあります。同じ内容で起業しても、経営者の個性によって成功するか否かは変わるのです。
あの大スター新庄剛志さんは、野球選手としてだけでなく、幅広いジャンルで活躍しています。たった今のニュースで、なんと日本ハム新監督に就任されたとのこと!
今回は「新庄さんに似た人ならこんな仕事はどうですか」という意味で、いくつかの仕事についてお話しします。
新庄剛志さんはこんな人
新庄剛志さんは、1972年に長崎で生まれ福岡県で育ちました。小学校低学年の頃からサッカーなどのスポーツを始め体力をつけてきました。中学校では軟式野球部に入ります。西日本短期大学付属高等学校では硬式野球部に入り、寮での生活を経験します。高校卒業後はプロ野球選手として活躍しています。選手のときには女性からの人気も高く、一時は寮に戻れないほどファンが押し寄せることもありました。
新庄さんは、プロ野球選手としての活躍だけでなく、その言動やビジュアルにインパクトがあります。
1995年に突然の引退宣言をしますが、引退宣言に驚いた父親を気遣い、現役を続けます。そして2000年に取得したフリーエージェント権を使いニューヨーク・メッツに移籍するのです。2006年に引退しました。引退後は、会社を設立したりタレントとして活躍したり、精力的に活躍の幅を広げています。そして2021年10月に日本ハム新監督就任が発表されました。
新庄剛志さんが起業するならこんな仕事
新庄さんは、現役引退直後からさまざまな仕事に挑戦しています。プロ野球選手という枠に一切とらわれず、自分の生きたいように生きる姿、行動力に勇気づけられた人も多いのではないでしょうか。
ここからは、人を惹きつける力と個性が強みの新庄さんに似ている人に適していると思われる仕事を紹介します。
生き方に魅力あり! キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーは、転職カウンセラーや就職カウンセラーとは違い、生き方の相談にのるカウンセラーです。新庄さんのように広い視野とさまざまな経験を持っている人ならば、大きな心でひとり一人に合った生き方をアドバイスすることができるのではないでしょうか。
カウンセラーに必須のポイントは「人を惹きつける力」です。どんなに言葉がきれいでも「またこの人と話がしたい」と思わせる魅力がなければ仕事として続きません。人を惹きつける力は、努力で身に付くものではなく天性のものかもしれません。人を惹きつける力が備わっているならば、その力を起業にいかさない手はないのではないでしょうか。
※キャリアカウンセラーには、民間資格と国家資格があります。
絵のセンスあり! 画廊・ギャラリー経営
新庄さんは、現役を引退してからエアブラシを使って絵を描いています。個展を開催できるほど作品のレベルもとても高いのですが、彼ほどの人脈や行動力があるならば、世界中から絵画や作品を集めて、画廊やギャラリーを経営しても注目が集まるでしょう。
新庄さんは、2010年ごろからインドネシアのバリ島に移住していました。暮らしたウブドという町は、アートギャラリーがたくさんあるところです。ゴッホやモネのような有名な画家の作品ではなく、日常の中で制作された作品があふれています。芸術があふれるウブドで暮らしながら、さらにセンスを磨くことができたのかもしれません。
絵のセンスは、画家として描くだけでなく、画家を育てる画廊やギャラリーの運営にも活かすことができます。画廊やギャラリーは、場所を貸したり絵を売ったりして収入を得ますが、実は芽が出る前の画家を育てる場所でもあります。新庄さんは、誰よりも野球に真剣に向き合い、先輩後輩の礼儀、技術面でもメンタル面でも、他の選手のお手本であったことは知られている事実です。選手育成において、素晴らしい指導力を発揮されることでしょう。
個性は強み! フリーライター
新庄さんは、正義感を感じさせるエピソードをいくつももっています。トラブルに巻き込まれたときでも、相手を一方的にせめるのではなく客観的に事実をとらえて、自分が悪かったところを分析しています。
どんな時でも冷静に物事をみて判断できる力は、ライターに必要な力です。新庄さんは発信力もあります。周りの意見や雰囲気にのまれることなく、常に自分の中に基準をもっているタイプの人は、自由に動きつつ冷静さが必要な「フリーライター」あるいは「ジャーナリスト」として活動するのも、才能を活かす手段ではないでしょうか。
フリーライターは、自由な仕事のようで様々な可能性を考えなければなりません。ひとつの言葉でも受け取る立場の違いによって受け取り方は変わります。いい時も悪い時も経験している人ならば、様々な人の立場になって物事を考えることができるでしょう。
新庄剛志さんのように、人を惹きつける力と個性がある人に適した起業とは
新庄さんには、起業に必要な要素が備わっています。どのような起業でも、人を惹きつける力がある人は、成功に近づくことができるでしょう。そして個性は、同業他社との差別化に必要な要素です。人を惹きつける力と個性の両方に恵まれている人は、どのような起業であっても適しています。
私の友人では、中島昭聡君ですね。新庄さんとはタイプが違いますが、とにかく人を惹きつける力を持っています。
ただし「どのような起業もできる」タイプの人は、才能や能力に恵まれているだけに「自分にしかできないこと」が見つけにくいことがあります。たくさんの力に恵まれた人こそ、自分の生き方をじっくりと考え「何ができるのか」ではなく「何をやりたいのか」を軸にすると良いですね。
おわりに
新庄さんは、再び新たな一歩を踏み出そうとしています。年齢に関係なく物おじしない行動力は、起業に欠かせない力です。
彼のような人からは、華やかさの中に、他人をいたわる優しさを感じます。きっと、その優しさが、人を惹きつける魅力となっているのだと思います。起業で成功している人は、人を惹きつける魅力を持っています。毎日の生活の中で少しずつ磨かれていくからなのでしょう。
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