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● 質問
私は、パソコンが好きで、一日中いじっていても苦になりません。
好きなことで起業と聞いて、パソコン(ハード)で何かできないかを考えました。
思いついたのは、パソコンの購入代行です。高齢者や女性でパソコンに弱い方はたくさんいらっしゃると思います。これだけ種類があれば、何を買ったらいいのかもわからないはずです。また、使い古したパソコンをどのように廃棄するのか、処分が面倒という人もいると思います。そのような人をサポートしたいと思います。
質問は、このようなパソコンに弱い人に対して、ネットで集客をしたり情報提供をするのは、そもそも矛盾していないのかということです。会社員のまま起業するのでネットを最大限活用したいのですが、それでいいものかどうか。何か良いアプローチ方法はありますか?
また、ネットでやる場合には、メルマガを発行したいのですが、どのようなものにするべきでしょうか? その他注意点があれば教えてください。
また、購入代行の場合、お金を事前にもらいたいのですが、10万円~30万円は必要になります。そのようなリスクを消費者が取るのか、新井さんはどうお考えでしょうか?
● 回答
まず、パソコンに弱い人に対しての良いアプローチについてですが、弱いと言ってもターゲットによって異なりますね。
スマホを使えないレベルの方と、新機種の特徴がわからないという方では、状況も異なります。よって、どのような人をサポートするのかを明確に定め、それぞれアプローチを検討すると良いでしょう。
とりあえず、ホームページは持っておいて損はないと思います。それにプラスして、チラシなども準備しておくといいでしょう。
- 初めてパソコンを買う人
- 買い替えの人
- 2台目などの買い増しの人
- プリンターなどの周辺機器を買いたい人
などの色々な人がいて、それぞれ知りたいこともあるでしょうから、ホームページとチラシに情報を掲載しておきましょう。
都市部に住んでいる人は量販店に足を運んで色々訊いたりもできますから、狙いは都市部以外に住んでいる方たちになりますでしょうか? そうなれば、その人たちがどのような場所でパソコンの情報を得るのかを調べてみて、そこにチラシを置いておくなり、ポスティングするなりしてみましょう。
の知人に、沖縄でパソコン修理の会社を営んでいる人がいましたが、車で流して走ったり、ポスティングをしたり、もちろん、ネットからも情報を発信していました。
次にメルマガですが、このビジネスの集客につながるコンテンツのイメージが湧きません。パソコン購入の実例、マメ知識などを連載する、或いは、お買い得機種の情報など、推奨機種を掲載したり、詳しい人であることをアピールすることはできると思いますが、それで購入代行になるかどうかは未知数です。パソコンを買ったら用無しになってしまいますからね。
それよりも、ブログでパソコンについて調べている人を集客し、ニーズから機種を選定してあげるビジネスの方が現実的でしょう。
その他、気を付ける点として、そもそも諭ではありますが、これだけ情報が溢れている時代に、なぜご質問者様のサービスを利用する必要があるのか、そこをしっかりと確立しておきましょうということですね。
メーカー直販サイトやカカクコムなど、パソコンを選ぶことができるサイトはたくさんありますし、購入代行を頼まなくても通販がいくらでもあります。電話で無料相談ができるサービスも、メーカーが提供しています。これらのサービス以上に価値を出せるかどうかが生き残りの戦略になります。
パソコンに弱い人は当然、自宅のネット環境の構築などもできない人が多いでしょうから、そこまで代行できると、利便性が高まりますね。
最後に、前払いをしてくれるかどうかですが、これはハードルが高いですね。匿名、ネット上に顔写真なしでは、まず無理でしょう。たくさんの情報を開示して実態を見せること、電話をして会話をすること、会いに行くこと、実績(お客様の声)をホームページに掲載することなど、できるだけ丁寧に仕事をしていくしかありません。メール対応も迅速にする必要があります。
お客様が1ミリでも不安を感じてしまったら、まず成り立ちません。
買い物代行ですので、前払い自体は仕方ないことです。お客様にココナラミーツなどのシステムを利用してもらい、安心してもらうのも一つの方法です。
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