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● 質問
会社を辞めて独立すれば、会社員時代とは違った知識が必要になると思います。
どのようなことを知っておくべきでしょうか?
● 回答
起業するということは、収益を継続してあげることです。起業しようとして準備をしている時は、まずはアイデアを出すことから始めますが、動き出したら、次は、お金に関する知識や経験が大切になってきます。
今は、大企業も倒産したり、不正会計で危機に立ったり、パンデミックが突然襲い掛かってくる時代です。日本で働く誰しもが、自分のキャリアについて常に考えておくことが必要になっています。ぬるま湯はもう終わりです。 その時々で、最もよい働き方を選びながら、柔軟に生き抜く強さを身に着けたいものです。起業したり、転職したり、その時代によって有利なキャリアチェンジはあるはずです。私は起業コミュニティを運営していますが、起業だけが人生の選択肢だとは思いません。私の周りでは、起業している人がたくさんいます。み... 起業する際の心構えと手続き(実務)について - 起業18フォーラム |
起業したら必要な知識「時間の扱い方」
「タイム・イズ・マネー」これこそ、最初に知っていただきたいことです。
起業したら営業時間を定めるわけですが、一人で起業した場合には、最初のうちは時間外労働も多く発生します。多くの起業家、特にフリーの人ほど、一日を24時間として考えてしまい、長時間労働をしてしまうのです。
経営者になったら、時間配分とコストを計算しなければなりません。
電気代、水道代、社員がいれば人件費とコストの形態は様々ですが、基本はコストと時間は常にイコールです。収益に直結する時間も、非効率な作業をやっている時間も、お金はコストとして出ていきます。
収益につながらない時間が多くなる場合、その時間を含めて時給換算してしまうと、会社としては成り立たなくなります。社員へのお給料は、それでも仕方ないわけですが、経営者はそうもいきません。コストを抑え、収益につながる時間を増やしていくことが大切です。
起業したら必要な知識「リスクマネジメント」
個人で起業した場合、リスクは様々あります。
小さな起業をした場合でも、たとえば身近にあるリスクとして「在庫」が挙げられます。間違える人が多いのは「まとめ買い」のリスクですね。「1000個買えば安くしてあげる」といった類の案件に手を出してしまうことです。
問題は、1000個を買って仕入れ値を下げたとして、同数の売上、需要があるかどうかはわからないということ、そして、まだ報酬とならない在庫という負債を抱え続けることが、果たしてメリットなのかどうかという判断をした上での決断だったのか、ということです。
起業したら必要な知識「顧客とのコミュニケーションの取り方」
起業したら、会社員の時よりも何十倍も顧客について考えることになります。会社の場合には間接部門に所属していれば、お客様について考えることはあまりないかもしれません。
ですが、起業すれば「いつ如何なる場合も、顧客の利益を優先することで収益を出していく」と実感するようになります。
インターネットで、単にSEOだけで検索順位を上げれば収益が上がるという考え方はとても古い考え方です。SNSを通じての外部コミュニケーションも、今ではスタンダードになっています。
今はファッションでも、消費財の多くでも、キーワード検索だけを頼りにする人は少なく、ECサイトの評判や、口コミあるいはSNSでシェアした内容、あるいは興味あるサイトでの関連する商品の広告など、そこにおける親和性こそが高い収益と結びつくようになっています。
今やコミュニケーションは、言葉や態度だけではなく、システムとして顧客が扱いやすいとか、興味の対象に素早くアクセスできるかどうかなども、重要なものになっています。
起業したら必要な知識「まとめ」
最後までお読みいただきありがとうございました。起業したら最低限知っておきたい知識は山ほどありますが、まずは以下の3つを押さえておきましょう!
- 時間の扱い方
- リスクマネジメント
- 顧客とのコミュニケーションの取り方
夢、叶えましょうね^^
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