記事執筆／監修：新井一（起業１８フォーラム代表）
最終更新日：2022/03/11

● 質問

起業を考えていてバーチャルオフィスの存在を知りました。会社の住所としてバーチャルオフィスの住所を記載しても大丈夫ですか？

その際に何かデメリットはあるでしょうか？
　

● 回答

バーチャルオフィスを会社の住所に使うとのことですが、バーチャルオフィス側がそれを許可していれば問題はありません。

実際の事務所を持つよりも場所が良く費用が安い、電話代行などの秘書業務が必要であれば、メリットになるかと思います。内容や料金はオフィスにより変わりますので、いくつか見ながら検討されると良いですね。

ですが、あくまでもバーチャルなので、オフィス自体は存在していません。住所だけ貸してもらえるものなので、打ち合わせ等の会場の確保、入居者との交流が欲しい場合などは、バーチャルではないレンタルオフィス（デスクシェア）の方が良いでしょう。

デメリットとしては、住所を検索すればバーチャルオフィスであることはわかってしまうので、古い価値観を持っている企業の場合、取引を控えてくる可能性もあります。

記事執筆／監修：新井一（あらいはじめ）起業支援キャリアカウンセラー

起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する（ダイヤモンド社）」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。