記事執筆／監修：新井一（起業１８フォーラム代表）
最終更新日：2022/02/08

● 質問

現在会社員で、地元で防災関連のボランティアを始めました。

災害対策に携わる中で、個人で防災用品を備えようとしても、何が必要なのかと考えるところから、期限の管理など、とても大変な労力がかかることを知り、一連の必要なことについてサブスクで全て代行することをビジネスにできないかと考えています。

実際に起業に移すためのアドバイスがあればお願いします。
　

● 回答

災害への備えは、直後は気にする人は多いのに、実際にはなかなか動けないところです。良いアイデアであると思います。誰かが丸投げで管理してくれて、物資を送ってくれるのは魅力的ですね。

ご自身の考えを事業計画としてまとめていくことも必要ですが、需要側のターゲットとなる人々が、実際にどれくらいそのサービスを求めてもらえるのか、良いサービスだとしてもその存在を知り、頼みたいと思えるまでのルートも考える必要があります。

知り合いからでも構いませんので、テストマーケティングを行い、サービス内容をモニターしてもらいながら、継続利用が可能なのか、使う側が必要と思うものは網羅されているのか等々、調べていきましょう。

とは言え、テストマーケティングを一人で出来る人はいないでしょう。起業を志す仲間のいるところに身を置くことで、仲間にモニターを依頼することもできます。

記事執筆／監修：新井一（あらいはじめ）起業支援キャリアカウンセラー

起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する（ダイヤモンド社）」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。