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私たちは「今」を生きているのですが、知らず知らずのうちに、多くの時間を過去を後悔したり、未来を心配したりすることに割いています。
困ったことに、この過去の後悔、未来の心配は、不安やストレスなどのネガティブなこと。多くの人々が、このようなネガティブなことに時間を費やし、さらにネガティブな考えを増幅させてしまいます。
このような状況を脱却するために「今」に心を集中させること、それが「マインドフルネス」です。瞑想によって今に心を集中させることは、起業にも必ず役立ちます。
巨大IT起業がこぞって取り入れるマインドフルネス
もともとマインドフルネスは、2500年の歴史を持つ、仏教を源流とした瞑想法です。最近では、ストレス低下や能力アップ効果があることが、医学的にも証明され、世界的に広まっています。
緑想舎「マインドフルネス瞑想とは」 より引用
マインドフルネスとビジネスの関係性は、起業家のバイブルとして知られる「The E-Myth(邦題:はじめの一歩を踏み出そう)」の著者のマイケル・E・ガーバーが「禅精神と経営の融合」について説いたことから知られるようになりました。
マインドフルネスは、GoogleやAppleなどの巨大IT企業がリーダーシップ研修に取り入れており、かつてはスティーブ・ジョブズもマインドフルネスの瞑想に取り組んでいたそうです。
マインドフルネスを実践する
マインドフルネスは、今に心を集中させること。自身の身体、もしくは自身が置かれている状況の今に全意識を集中させることです。近所を散歩しながら、小鳥のさえずりや樹木の香り、日射しや気温を感じるだけでもマインドフルネスだと言えます。
「マインドフルネス=瞑想」と考えている方もいるようですが、それは間違いです。瞑想は、マインドフルネスを実践するためのツールです。
マインドフルネスを簡単に実践するには、呼吸に意識を集中させる呼吸の瞑想がおすすめです。
- 背筋を伸ばしてイスに座り、軽く目を閉じます。
- 息を吸い、胸やお腹でその膨らみを感じながら、心ではその膨らみに集中し続けます。
- 息を吐き、胸やお腹でその収縮を感じながら、心ではその収縮に集中し続けます。
- 今とは関係のない雑念が入ってきたら、その雑念に心を向けたあと、もう一度呼吸に集中します。
1日に10~15分程度の長さから始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。このようにして瞑想を繰り返すことにより、心がネガティブな方向に向かうことを防ぎ、幸せを感じやすくなると同時に集中力を上げられます。
マインドフルネスで自分を大切にする
ネガティブなことばかりを考えていると、それがくせになり、ストレスを溜め込むことになります。ストレスを感じていると、血圧や心拍数が上がり、呼吸も速くなります。呼吸の瞑想によりマインドフルネスに自分を導くことは、自分を大切にすることにほかなりません。
起業やその先の経営を成功させるためには、自分を取り囲む環境を知り、そこから自分に何が足りないのか、そして自分がどんな役割を持って生まれてきたのかを探すことも大切です。マインドフルネスは、起業を目指す人にこそ、取り入れてほしい考え方です。
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