記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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会社員のまま「小さく起業」する方法が注目を集めています。大きな資金も、大げさな計画書も、会社を辞める覚悟も要りません。あなたの経験と得意なことを活かして、リスクを最小限に抑えながら始める。それが「小さく起業」の考え方です。
「小さく起業」とは何か

大きく始めなくていい
「小さく起業」とは、会社員を続けながら、初期投資をほぼゼロに抑えて事業を始めることです。店舗も在庫も従業員も要りません。パソコン1台とあなたのスキルがあれば、それだけで十分です。
起業と聞くと、銀行から融資を受けてオフィスを借りて、退路を断って勝負する。そんなイメージを持つ方が多いかもしれません。でもそれは起業の一形態に過ぎません。60,000人以上の起業志望者を支援してきた経験から言えば、成功している人の多くは「小さく始めた人」です。
- ひとりで始められること。最初からチームを組む必要はありません
- ひとりで続けられること。仕組みが複雑すぎると会社員との両立は困難です
- 大きなお金がかからないこと。初期投資は10万円以内を目安にしてください
会社員こそ「小さく起業」に向いている
会社員には毎月の安定した給料があります。この安全ネットがあるからこそ、焦らず、じっくり事業を育てられるのです。退路を断って起業するより、会社員という立場を「活かして」起業準備を進めるほうが、成功確率は格段に上がります。
あなただけの強みを見つける方法

「名もなき強み」に気づく
「自分には特別なスキルがない」と思っている方は多いです。けれども、長年の会社員経験の中で身につけた「当たり前のスキル」こそ、実は起業の武器になります。
たとえば、Excel で資料を素早く作れる力、取引先との交渉術、プロジェクト管理のコツ。あなたにとっては「普通のこと」でも、それを必要としている人は必ずいます。
- 同僚や友人から「教えて」と頼まれることは何ですか?
- 苦もなくできるのに他の人には難しそうなことは何ですか?
- 過去10年の仕事の中で、最も成果を出せた分野は何ですか?
小さな違いを掛け合わせる
大きな差別化は必要ありません。小さな個性を複数掛け合わせることで、あなたにしかできないサービスが生まれます。
「営業経験」×「子育て経験」で「ワーキングマザー向けの営業コンサル」ができます。「経理経験」×「IT好き」で「中小企業向けの経理DX支援」が生まれます。掛け合わせのパターンは無限にあるのです。
最初の一歩を踏み出す具体的な方法

会社の給料以外で「1円」を稼ぐ衝撃
最初の1円を自分の力で稼いだとき、世界の見え方が変わります。会社からもらう給料と、自分のサービスで得る対価は、同じお金でもまったく意味が違います。
最初から大きく稼ごうとする必要はありません。まずは身近な人の困りごとを解決して、小さな対価をいただく。それだけで十分です。
- 友人や知人の困りごとを3つ聞き出してください
- そのうち1つを、あなたのスキルで解決する提案をしてください
- 少額でも対価をいただくことを恐れないでください
20点で走り出す
完璧な準備を整えてからスタートしようとすると、いつまでも始められません。会社員は仕事で品質管理に慣れているため、つい起業準備でも100点を目指してしまいがちです。
起業では20点で世に出し、お客さんの反応を見ながら改善するほうが圧倒的に速く成長できます。完璧なサービスを作ってから売るのではなく、売りながら完璧にしていくのです。
- 最初のお客さんは「テストに付き合ってくれる人」と考えてください
- サービスの改善点はお客さんが教えてくれます
- 失敗しても本業の収入があるから大丈夫。それが会社員起業の最大の強みです
「小さく起業」を成功に導くために

小さなフローを1つずつ増やす
起業で大切なのは、収入の蛇口を一気に太くすることではありません。小さな収入の流れ(フロー)を1つずつ、着実に増やしていくことです。
最初は月1万円の売上で構いません。それが月3万円になり、月5万円になり、やがて月10万円、30万円へと育っていきます。焦って大きな勝負に出るより、小さなフローを確実に積み上げるほうが、結果として早く目標に到達できます。
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