
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
現在、一人で事業を運営していますが、おかげさまで少しずつ売上が伸びてきており、将来的にスタッフや社員を雇うことも視野に入れ始めました。
ただ、「売上がいくらになったら社員を雇うべきか?」という明確な基準が分からず、判断に迷っています。
利益は出ているものの、固定費を増やすことへの不安もありますし、タイミングを誤ると経営に悪影響が出るのではないかという心配もあります。
どの段階で「人を雇う」という選択をするのが適切なのでしょうか? また、売上以外にどのような視点で判断すべきかも知りたいです。
● 回答
業務内容にもよりますが、数億円程度なら業務委託で十分回せます。
年商1億円レベルであれば業務委託で何問題もなくできますが、社員を持ちたい(育てたい)とか、チームでやりたいとかの理由がある場合は別ですね。
また、業務委託では扱えない情報を扱う、店舗スタッフが必要、常に現場にいる技術者が必要など事情がある場合も、社員は必要になります。
ですがまずは、業務委託で粘りましょう。
業務委託のメリット
業務委託であれば、変動費化により経営がかなり楽になります。また、退職や教育のストレスからも解放されますので、悩みが半減します。
売上が下がっても給料は払い続けなければならない社員という存在は、とても大切ではありますが、これが多くの起業家を苦しめているのも現実です。
まずは業務委託で年商1億円以上を目指してください!
そこから先は、その時点で状況に応じて判断しましょう。
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