記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
「起業はリスクが高い」とよく言われますが、実際のところはどうなのでしょうか? 転職と比べて、起業のリスクをどのように考えればいいかを教えてください。

● 回答
「起業はリスクが高い」、半分は正しいです。でも残り半分は、思い込みです。
「会社員が安全」という前提が崩れてきている
帝国データバンクの集計では、2025年の国内企業倒産が10,261件と12年ぶりに年間1万件を超えました。大企業も例外ではなくなってきている。また、厚生労働省の雇用動向調査では、転職後に前職より年収が下がった人の割合は近年29〜32%台で推移しています(令和6年29.4%、令和5年32.4%)。転職すれば給料が上がる、は「だいたい3人に1人は下がる」という現実と向き合う必要があります。
「起業のリスク」と「会社員であり続けるリスク」を同じ天秤に乗せて比べる。この視点が抜けている人が多いと感じます。
- 起業リスク:収入が不安定になる可能性・事業失敗の可能性
- 転職リスク:転職後の年収低下・環境ミスマッチ・キャリアの空白
- 会社員継続リスク:会社依存・スキル停滞・倒産・早期退職勧奨
「会社員のまま起業」が最もリスクが低い理由
ここが重要です。「起業」というと、会社を辞めてから始めるイメージを持つ方が多いですが、それは必須条件ではありません。
会社員を続けながら起業準備を進める方法を選べば、失敗しても本業の収入は守られたまま、ビジネスの実験を続けられます。これは大きなリスクのように見えて、実は最もリスクを抑えたアプローチです。
- 生活費の安心(本業収入が保険として機能する)
- 社会的信用(会社員の肩書きで人脈・取引先へのアクセスが有利)
- 失敗のコスト(うまくいかなくても「本業に戻る」という選択肢がある)
「起業のリスク」を正確に理解する
起業が怖く感じる本当の理由は、「リスクが高い」からではなく、「どんなリスクがあるかが見えていない」からです。漠然とした不安は、情報が足りないサインです。具体的に何が心配なのかを言語化すれば、そのほとんどは対処可能な問題に変わります。
「お金がない」「スキルがない」「時間がない」「自信がない」。起業の壁として語られるこれらは、実は「情報と準備」があれば乗り越えられるものばかりです。怖いのは起業そのものではなく、準備不足のまま飛び込むことです。
「起業のリスクが怖い」という感覚は、具体的に言語化してみると変わることが多いです。何が怖いのかを一緒に整理してみませんか。だいたい「言葉にしてみたら対処できる問題だった」というケースがほとんどです。
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