記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:
● 質問
起業アイデアが思い浮かばず困っています。会社の仕事の中から起業のテーマを見つけることはできますか?
普段の業務の中で気づく方法があれば、具体的に教えてもらえますか?

● 回答
「アイデアは外の世界にある、会社の仕事には何も使えるものがない」という思い込みから始まっている方が多いです。でも実際はその逆で、毎日当たり前にこなしている業務の中に、外の人が「それができるの?」と感じるスキルが眠っていることがほとんどです。
「名もなき強み」という考え方
拙著『起業神100則』に「名もなき強み」という考え方があります。資格や肩書きがなくても、日常で当たり前にこなしていることこそが、外の人には価値のあるスキルになります。日本政策金融公庫の2024年新規開業実態調査では、開業動機の上位に「自分の技術・能力を生かしたい(43.6%)」が挙がっています。多くの起業家が、会社員時代の仕事経験をそのままテーマにしているのです。
業務の中からアイデアを発見する3つの問い
- 「同じ職場の誰かより、自分のほうが早くできること」は何か
- 「社内でよく頼まれること、何度も聞かれること」は何か
- 「この仕事、自分がいないと回らないかも」と感じる場面はあるか
起業18フォーラムの会員さんで、長年「議事録・報告書作成」を担当していた30代後半のAさん(仮名)がいました。本人は「誰でもできる仕事」と思っていましたが、起業18での棚卸しワークを通じて「文章の整理とわかりやすい要約」が強みと気づきました。現在は、会議の議事録代行と報告書の構成代行を提供しています。
「できて当然」を「できない人がいる」に変換する
ポイントは「自分が当たり前にできること」ではなく「同じことができない人の目線」に立つことです。会社で10年やってきた仕事の段取りや判断軸は、社外の人にとってはとても価値のあるものです。
- 「これが得意なのは自分だけかも」と思える作業を書き出す
- 過去に「よくやり方を聞かれた」「頼まれた」仕事を並べる
- その中から「社外の人に売れそうなもの」を1つ選ぶ
まず「よく頼まれること」を1つ書き出してみてください。それが起業のテーマになる可能性が一番高いです。

アイデアは探すものではなく、気づくものです。毎日の仕事の中に、すでに答えがあります。
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