
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:
● 質問
周りに「起業したい」と言っている人がほとんどいないのですが、本当にそんなに多くの人が起業に取り組んでいるのでしょうか?
私自身、会社を辞めたいという思いはずっと持っています。ただ、起業について何の知識もなく、どう動いていいか分からずに、ずっと二の足を踏んでいます。
新井さんは、どうやって「需要があること」や「儲かりそうなビジネス」を見つけているのでしょうか? 調べ方や参考にしている情報源などがあれば、ぜひ教えてください。
● 回答
周囲に起業の話をしている人がいないと、「自分だけが特別なことを考えているのかな?」と思ってしまいますよね。でも実は、会社員のまま、静かに起業準備を進めている人はたくさんいます。そういった人たちは、職場や友人にはあまり話していないだけで、裏では着実に動いているんです。
たとえば、普通の主婦に見える女性が、子どもを保育園に送り出したあと、自宅でネットショップを運営していたり。職場で目立たないタイプの社員が、実は副業で月◯十万円を稼ぐYouTuberだったり…。意外と、すぐ身近なところにいるかもしれませんよ。
最近では、YouTubeで人気の「カップルチャンネル」のように、特別なスキルや戦略がなくても、ありのままの日常を発信することで共感を集め、収益を得ている人もたくさんいます。
これは、難しいマーケティング理論ではなく、「誰かの感情を満たしている」から成立しているんですね。たとえば、「癒されたい」「ほっこりしたい」と感じる視聴者のニーズを、自然体の動画が満たしてくれるわけです。
つまり今の時代、「起業」と聞いてイメージするような、堅苦しいビジネスモデルや複雑な事業計画が必ずしも必要というわけではありません。
むしろ最近は、「自分のペースで、無理なく楽しみながらやっている人」が、最終的に大きく伸びていく傾向があります。
頑張りすぎて疲弊している人よりも、自然体で取り組んでいる人のほうが、結果的に成功する――そんな時代になっているのです。
たとえば、好きなことをしている人って、自然と輝いて見えるものです。その姿に人が集まり、共感が生まれ、結果的にビジネスになっていくこともあります。
もちろん、裏側では試行錯誤したり、やることは多いかもしれません。でも、時間や気持ちにゆとりを持ちながら取り組んでいるからこそ、続けられるし、楽しめる。そして、継続が一番の力になります。
知識がないことは、何も問題ではありません。楽しみながら学べば、自然と身についていきます。「知ってから始める」ではなく、「始めながら知っていく」時代です。
そしてご質問の、「どうやって需要や儲かるテーマを見つけるのか?」についてですが、私の場合、ありがたいことに日々いろいろな人と関わっているので、自然と情報が集まってきます。
「これを見ればOK!」という決まった情報源はありませんが、Twitter(現X)はよく見ています。リアルな声が流れてきますし、トレンドも分かります。
あとは、自分が気になるジャンルのYouTubeやnote、Voicyなどもおすすめです。
でも、情報を集めすぎて動けなくなる人も多いので、「楽しみながら軽く試してみる」くらいの気持ちでOKです。頭で考えるより、実際にやってみるほうが、ずっと早く答えにたどり着けます。
とにかく大切なのは、「楽しむこと」。起業は、ワクワクする未来をつくるための手段です。自分のペースで、少しずつ、できることから始めていきましょう!
あなたの中にある「やってみたい」の気持ちこそが、すでに最初の一歩なのです。
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