50代からの起業は何をするべきか? 何から始めると良いのかを解説

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

50代。会社員人生も、そろそろ結果が予想できる世代。「5年後に役職定年。60で定年。おそらく嘱託で65まで勤めるかな」多くの人がそんなことを漠然と考えているはずです。

「このまま60までいられる会社じゃない」あるいは「定年後の収入が年金だけだと不安」と、危機感を持つ人もいます。子供も立派に育ち、役員としてたくさんの退職金もらって、老後はパートナーと旅に出る悠々自適な人生。そんな未来を描ける人は少数派なのかもしれません。

人により理由は様々ですが、50代から起業を目指す人が増えているのは事実です。この記事では、そんな50代になった皆さまが起業するなら、何をするべきか、どのように考えるべきかを考えてみます。
 

誰かに「雇ってもらう」「与えられる」からの卒業

50代からの起業は何をするべきか?


 

50歳を迎えてしまったら、たとえ管理職経験者だとしても、よほどの技術者でもなければ再就職をすることは簡単ではないでしょう。今、企業は人手不足です。どこも人材を確保するのに苦労していますが、それは〝若くて優秀な人〟の採用のお話。生産性の低い中高年にはできるだけ席を空けてもらい、優秀な若手を採用したいというのが企業の本音です。

もしあなたが、特に何もせずとも会社に最後まで残れる立場ならば心配ありませんが、そうでない場合には、今のうちに準備を始めなくてはなりません。その準備とは〝転職〟ではありません。条件の良さそうな会社に転職したとしても、数年のうちに新たな環境で今まで以上の成果を出せるのか、数年でまた居心地が悪くなってしまうのではないか、不確定要素が多すぎます。
 


 

では、今から、学校へ通って資格を取りますか? それは無駄に近い努力です。実務経験のない知識を50代から仕込んで、一体どうなるのでしょう? 自己啓発にはなりますが、仕事にはつながりません。

先がちょっと不安な50代がやるべきことは〝自分で稼ぐ準備〟です。自分で稼ぐこと。50代のうちに、スキルアップや資格取得ではなく〝自分で稼ぐ〟経験を積むこと。つまり、マーケティング、セールス、ブランディングを積み上げること=〝起業準備〟なのです。
 

上に「やらされる」からの卒業

50代からの起業は何をするべきか?


 

50代ともなれば、これまでずっと会社で良い立場で、順調に出世してきたという人は少ないでしょう。挫折をしたり、人間関係に悩んだり、上司やお客様に叱られたり、色々な経験をしてきたはずです。それでも生活のため、家族のために頭を下げ、理不尽な上司先輩に「YES」と言い、納得のいかない指示や異動、クレームも呑み込んできたことでしょう。

50代から始める起業は、そんな働き方はしません。そんなことをしてまでやることではありません。誰かに指示され、やらされる仕事ではなく、自分で進んでやる、自分で判断してやる〝志事〟です。自分の選択で、ワクワクする志事を設計することこそ、その先の不安なき人生に不可欠な準備なのです。
 


 

好きなことをやってみる

とは言え、何をしたら良いものかと悩む人も多いでしょう。今の勤め先が対企業(toB)の商品やサービスを売っている企業であったり、他社では使えないような狭い範囲の専門的な仕事であったり、逆に特に専門性のない事務的な仕事だったりする場合、そのような悩みを持つことが多くなりがちです。

そんな時には、趣味や家庭でやってきたことに目を向けてみましょう。仕事でやってきたことばかりが、できることではありません。掃除や洗濯、料理、趣味で集めてきたもの、やってきたこと、色んなところにビジネスのヒントが隠されています。
 


 

失敗談こそ最大の武器

50代になれば、仕事やそれ以外のライフイベントでも、様々な〝しくじり〟を経験してきたことでしょう。転職、失業、離婚、相続トラブル、上司・親戚や友人との不仲、ギャンブル、病気、さまざまなことがあったでしょう。これらの体験を人に伝え残していくことは立派な社会貢献であり、ビジネスにもなる可能性を秘めています。

20代や30代の若手とは違った、さらに経験を積んだ先輩が語る〝忖度なしの本音〟は、多くの人の関心を集めることでしょう。こういうとすぐに「コンサルタントやカウンセラーの資格を取ろう」と考える人がいるのですが、それこそ〝労働者マインド〟です。あなたがあなたの体験を伝えるのに、何の資格が必要なのでしょうか?
 

スキルアップじゃない! 売れてナンボの世界

50代からの起業は何をするべきか?


 

「起業」と聞くと、すぐに資格の勉強を始める人がいます。これは、典型的な間違いパターンです。先述のように、50代から実務経験のない教科書知識を学んだところで、そんなものは使いものになりません。ビジネスは、売ってナンボの世界。売れて実績を積み、冷や汗をかきながら覚えた知識、経験こそが、本物の実力なのです。

50代はもう、十分に学んできた実績があります。その実績を使って、今できることから始めること。そこで売る技術を身に付け、売れた後のサービス提供はやりながら学んでいくこと、それこそが先の安定につながる行動なのです。学んでも学んでも、顧客獲得&実務提供の実績がなければ、不安は募る一方なのです。


 

ターゲットを決める

資格を追い求めてしまうのは「第三者に認定されたい」「名刺に書く肩書きが欲しい」「起業するレベルになるにはもっと専門知識が必要だ」などの、勘違いや間違いが原因です。

認定などされなくても、これまでの経験を語れば十分です。名刺に書く肩書きなど自分で作ればいいのです。人が商標権を持つ肩書きをわざわざ横一線につける必要はありません。「あの●●とかいう団体の人」などと呼ばれ、あなたの個性が消えてしまうだけです。専門知識が必要だと感じてしまうのは、あなたがターゲットとしている顧客を広げすぎているからに他なりません。
 


 

曖昧にターゲットを広げてしまうことなく、きちんと対象を絞り込みましょう。漠然と広くサービスを提供するのではなく、一つの専門に特化しましょう。社労士でも不当解雇と戦う先生もいれば、モンスター社員を解雇する方法を教える先生がいたり、弁護士先生でも加害者側、被害者側、交通事故、離婚、など専門が異なることで集客し易くなるケースもあり得ます。

対象者が決まれば、発信が尖ってきます。つまり、検索されやすくなり、広告宣伝費も下がり、差別化がさらに光るようになるのです。
 

気力・体力は落ちる一方! 今動かなくては明日は来ない

50代からの起業は何をするべきか?


 

50代にもなって、まだ「今じゃない」などと言っている人を見かけることがあります。〝遅すぎる〟と感じているならわかりますが〝検討中〟などと考えている場合には、性格的に起業は諦めた方がいい可能性があります。今の気力体力が続くのは、今日が最後。明日はさらに老いるのです。若い人と戦うのです。今日、動き出すしかないでしょう!?

煽るつもりはありません。それが現実です。情報収集もそろそろ終わりにして、最初の一歩を踏み出してみましょう。何をしたら良いのか分からないのであれば、私たちの基礎セミナーなり、動画なりで確認してください。家族を守るため、自分の人生を大切にするため、あなたは小さな一歩を踏み出すことすらできないのでしょうか?
 


 

イラっとしてしまったでしょうか。。申し訳ございません。調子のいいことを言って気持ちよくなっていただくのは簡単なのですが、私は、そういうやり方はしません。失礼なことも致しませんが、その人の人生のためには正直に言う方が良い場合もあると理解しています。

あなたの人生経験は、もう十分な価値を持っています。あなたの楽しい仕事を、今日から創り出していきましょう。そのためのノウハウは、すでに確立されています。充実した達成感のある日々、周りの人たちの笑顔、取り戻したい情熱や生きがい、全て、あなたの行動ひとつで手に入るものなのです。


さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。




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