記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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「起業準備をしたいけど、仕事が忙しすぎてまったく時間が取れない」あなたもそう感じているなら、少し発想を変えてみてください。
週に7日ある。そのうち本業で消えるのは何日でしょうか。じっくり数えてみると、意外なことに気づくはずです。
まず「1週間の時間設計」を書き出してみる

月〜金で働いている会社員でも、実際に「本業に完全に拘束されている時間」は予想より少ないものです。試しに1週間を時間単位で書き出してみてください。
- 睡眠:49時間(1日7時間)
- 本業(通勤含む):50〜55時間
- 食事・入浴・家事:15〜20時間
- 残り:約40〜50時間
「残り40〜50時間」。これが毎週使える可能性のある時間です。1日あたりに換算すると約6〜7時間。この時間をどう使うかが、起業準備の速度を決めます。「時間がない」のではなく、「時間の使い方が設計されていない」だけかもしれません。
「本業3日・起業準備4日」のモデルケース

「週3日本業・週4日起業準備」というのは、職種を変えるという意味ではありません。本業を続けながら、「起業準備のための時間」を1週間の中に戦略的に配置するという話です。
平日夜の活用(週に5日×1〜2時間)
業後の21時〜23時をルーティンにする。毎日できなくても週に3〜4日確保できれば、週に5〜8時間になります。この時間でブログ更新、SNS投稿、サービス設計、見込み客とのやりとりができます。
土日の使い方(週2日×3〜5時間)
土日のどちらかを「起業準備の日」に固定します。「午前中の3時間だけ」でも月12時間。年間144時間です。この時間を使ってコンテンツを作り、人脈を広げ、最初の顧客を見つけた会員さんがたくさんいます。
- 月・火・水:本業(帰宅後21〜22時に1時間、起業準備)
- 木・金:本業(帰宅後は休息または家族時間)
- 土:午前中3時間を起業準備に固定
- 日:午前中2時間を起業準備+午後は完全休養
週に合計8〜10時間。毎週積み上げると、半年で200時間以上になります。「時間の総量」ではなく「積み上げの仕組み」があるかどうかが、起業準備の成否を分けます。
180日4ステージ計画で起業準備を区切る

「起業準備をいつまでに何をやるか」が見えていないと、せっかく時間を作っても「何から始めればいいかわからない」状態が続きます。そこで活用してほしいのが、180日(約6ヶ月)を4つのステージに分けるフレームワークです。
- ステージ1(1〜45日):自分の「棚卸し」と市場の確認。何を売るか・誰に売るかを決める
- ステージ2(46〜90日):最初の商品・サービスを小さく作る。50点でもまず形にする
- ステージ3(91〜135日):最初の顧客を見つける。知人・人脈を通じた声がけから始める
- ステージ4(136〜180日):売上をつくり、振り返り、改善する。継続できる仕組みを作る
この計画を「週4日の起業準備時間」に落とし込むことで、毎週何をすべきかが明確になります。「何をすべきかわからない」状態では、どれだけ時間があっても動けません。計画を持つことで、時間が自然に活きてきます。
「時間がない」は本当の問題ではないことが多い

26年間で60,000人の起業相談を受けてきて感じるのは、「時間がない」という人の多くが、実は「何をすればいいかわからない」か「完璧にやろうとしてハードルを上げすぎている」かのどちらかだということです。
起業準備の「1日30分」から始める。これだけで月15時間、年間180時間になります。毎日やる必要もありません。週に3日、30分を確保するだけで動けます。
- 「完璧にやろうとしない」——25点でも50点でもまず動く
- 「やること」を具体的に1つだけ決める(例:今日はプロフィールを書く)
- スマートフォンで通勤中にブログの下書きをメモする
- 週に1回、起業準備の「振り返り10分」を固定する
起業18フォーラムの会員さんたちを見ていて気づくことがあります。最初の半年で成果を出した人の共通点は「毎日長時間やること」ではなく、「毎週コンスタントに動き続けること」でした。量より継続。これが起業準備の時間管理の本質です。
今週から「週4日分の起業準備時間」を設計してみよう

「週に何時間起業準備に使えるか」を今日、紙に書き出してみてください。時間の設計をするだけで、起業準備の第一歩は始まっています。週3日本業・週4日起業準備は、現実的に達成できる目標です。
一人で考えるより、同じ目標を持つ仲間と一緒に動くほうが断然続きます。どんなペースで進めるかを一緒に考えてみましょう。
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