記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
42歳で管理職をしています。毎日帰宅は22時を過ぎ、本業の疲労が大きい状態です。
起業準備を3ヶ月前に開始したのですが、時間確保ができず放置してしまいました。この年齢、この環境では、もう遅いのではないでしょうか。

● 回答
決して遅くありません。むしろ、42歳の管理職経験こそが起業準備の最大の資産です。
大切なのは、「あそび」の発想を取り入れること。自動車のハンドルに「遊び」があるのは、安定した操舵を可能にするためです。起業準備も同じ。完璧な時間確保を目指すのではなく、余裕を持った「あそび」の中で継続することが何より大切でしょう。
26年間、60,000人以上の起業準備者をサポートしてきた経験から言えば、成功する人の共通点は「時間の多さ」ではなく「継続性」です。
通勤時間を「起業準備タイム」に変える
帰宅が22時であれば、朝の通勤時間こそが唯一の自由時間です。
往復60分あれば、月300分の学習時間が確保できます。
- 音声コンテンツの聴講(ビジネス系Podcast、オーディオブック)
- 業界ニュースのチェック(スマートフォンで10分)
- 事業アイデアの思考時間(メモアプリに記録)
「まとまった時間がないと何もできない」は思い込みです。
「15分ルール」を導入する
毎日15分でいい。たった15分です。
15分×30日=450分。3ヶ月では1,350分。スマートフォンでのリサーチ、競合分析、顧客ニーズの整理など、細切れ時間で進められる作業は数多くあります。
「完璧な時間確保」ではなく「細切れ時間の積み重ね」が、起業準備の現実的なアプローチです。
よくある失敗パターンは「今週末に3時間やろう」と考えること。週末になるとその3時間が取れず、結局何もしない。これが3ヶ月放置の正体です。毎日15分のほうが、はるかに進みます。
週末2時間の「起業タイム」を確保する
土日のいずれかで、連続2時間の起業準備時間を作ってください。スマートフォンではできない、じっくりとした事業計画の作成やSNS戦略の立案、顧客インタビューの設計などに充てることができます。
起業準備に「完璧さ」は不要です。必要なのは「今」から動く勇気と、続ける工夫だけ。
42歳の管理職だからこそ、部下への指導経験、営業スキル、組織運営の知識が活かせます。3ヶ月の空白は取り戻せます。
- 通勤時間を「起業準備タイム」にする
- 毎日15分、細切れ時間を積み重ねる
- 週末2時間のまとまった時間を確保する
今月から、朝の通勤時間15分からスタートしてみてください。「あそび」を持つ起業準備とは、毎日の小さな積み重ねの中に、確実な前進を感じることです。
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