記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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「集客の方法が分からないから、起業を先延ばしにしている」
これ、すごく多い相談です。でも実は、集客方法を先に学ぼうとすること自体が間違いで、その前にやるべきことが抜けていることがほとんどです。
集客を始める前の「設計」が整っていないと、どんな集客方法を使っても人は来ない。今日はその話をします。
なぜ集客方法を学んでも人が来ないのか

「集客=SNSでフォロワーを増やす」ではない
起業準備を始めた会社員がまず調べるのは「SNSの使い方」「ブログの始め方」「広告の打ち方」といった集客ツールの使い方です。でもこれは、家の設計図もないまま大工道具の使い方を練習しているようなものです。
ツールの前に必要なのは、「誰に(ターゲット)」「何を解決するか(提供価値)」「なぜ自分から買う理由があるか(差別化)」の3つを言語化することです。
集客の本質は「探している人に、探しているものがここにあると知らせること」です。ツールはその手段に過ぎず、設計なしのツール活用は無意味な発信を量産するだけです。
「集客が怖い」の正体
「売り込みが怖い」「拒否されたら傷つく」という感情も、実は設計不足から来ていることが多い。ターゲットが曖昧だから「誰かに売り込んでいる感覚」になる。でもターゲットが明確なら「この人の困りごとを解決できる」という確信が生まれ、怖さが変わります。
集客前の準備① 「誰の困りごとを解決するか」を1文で書く

「30代女性向け」はターゲットではない
よくある間違いが「30代の会社員女性向けにサービスを作ります」という設定です。これでは何も絞れていない。30代会社員女性は約700万人います。その全員に刺さる集客などありません。
「フルタイムで働きながら2人の子どもを育てていて、自分の時間が全く取れず、起業したいのに一歩踏み出せない30代女性」。ここまで絞ると、文章を書いたとき読んだ人が「これ、私のことだ」と感じます。この「これ、私のことだ」感覚が集客の正体です。
- 年齢・性別・職業・家族構成は?
- 日常の中で一番困っていることは何か?
- その人は今、どこで情報を探しているか?
- その人が「助かった!」と言う瞬間はどんな状況か?
集客前の準備② 「なぜ自分から買う理由」を作る

「他の人ではなくあなたから買う理由」
同じサービスは世の中にたくさんある。その中で「あなたから買う理由」が言語化できないと、価格競争にしかなりません。差別化のポイントは、資格や専門知識だけではない。「経験の組み合わせ」こそが、複製できない差別化です。
「会計士+製造業20年の現場経験+中小企業の資金繰り悩みの当事者経験」の組み合わせは、他に同じ人はいません。これが差別化です。
「差別化=競合より優れていること」ではなく「差別化=他の誰も持っていない経験の組み合わせを持っていること」です。この理解が、集客の自信につながります。
集客前の準備③ 「誰かの言葉を借りる」ことを恐れない

最初の集客は「広告」でも「SNS」でもなく「紹介」
設計が固まったら、最初の集客は複雑なものにする必要はない。まず、自分の周囲にいる「ターゲットに当てはまる人」に、「こういうサービスを始めようとしているのですが、知り合いに困っている人がいたら紹介してもらえますか?」と伝えるだけでいい。
大がかりなSNS運用も広告費も不要です。最初の1〜3人は、必ずこういう地道なルートから生まれることが多い。集客の最初の一手は、身近なところにあります。
- 「誰の・どんな困りごとを解決するか」が1文で言える
- 「なぜ自分から買う理由」が言語化できている
- 最初に話しかけられる人(ターゲットに近い知人)が3人以上思い浮かぶ
集客方法を学ぶのは、この3つが揃ってからでいい。順序を守るだけで、集客の怖さは大幅に変わります。
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