記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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「準備が整ってからにしよう」と思い続けて、気づけば8ヶ月が経っていました。完璧主義の性格でスタートを切れないでいる場合、どうすればいいのでしょうか? 向き合い方と最初の一歩の踏み出し方を教えてください。

● 回答
「商品が完成してから動く」「もう少し勉強してから声をかける」「フォロワーが100人になったら始める」。こういうセリフを繰り返しながら、気づけば1年が経っていた。そういうご相談を多くいただきます。完璧を求めることが、前に進む足を止めてしまっている。
中小企業庁「中小企業白書2023年版」でも、起業を断念した理由として「準備が整わなかった」を挙げる人の割合が高いことが報告されています。能力が不足していたのではなく、「完璧でなければ動いてはいけない」という思い込みが行動を止めていた可能性が高いのです。
起業18フォーラムにいらした古川さん(仮名・44歳)は、6ヶ月間「商品が完成してから動く」と言い続けて動けずにいた会員さんです。私が「20点の状態でいいから出してみて」とお伝えすると、SNSに3本投稿してみたところ、知人から「詳しく聞きたい」という連絡が来ました。「出してから直せばいいんですね」と気づいた瞬間、彼女の起業は前に動き始めました。フィードバックは、動いた人だけが受け取れます。
- 「まず出す→反応を見る→改善する」が正しいサイクル
- 最初の商品はSNS投稿1本・知人への声がけ1件でいい
- 完璧主義のエネルギーは「出した後の改善フェーズ」で使う
拙著『起業神100則』でお伝えしているのですが、「起業における完璧な準備は存在しない」のです。市場は動いていますし、お客様の反応も出してみないとわかりません。起業18フォーラムで相談を受けてきた会員さんの中で、スタートから完璧だった人は1人もいません。全員、何かが不完全なまま踏み出しています。それでも続けた人が、今成果を出しています。
「20点の状態で出す」練習を今日から始めてください。最初の商品はSNS投稿1本でも、知人への声がけ1件でも構いません。出してみることで初めて、何が足りないかがわかります。完璧を目指す姿勢は大切です。ただ、その姿勢は出してから発揮してください。まずは今夜、20点の何かをひとつ世に出してみましょう。

完璧を目指す気持ちは、「出した後の改善」に向けてください。出すことが、始まりです。
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