業務知識が起業の商品になる理由|「名もなき強み」の活かし方

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

「自分には起業できるようなスキルがない」と思っている会社員は多いです。でも実は、毎日の仕事で培ってきた業務知識こそが、起業の商品になります。この記事では、あなたがまだ気づいていない「名もなき強み」を商品に変える方法を、26年間で60,000人を支援してきた経験をもとにお伝えします。

ポイント 「スキルがない」は思い込み。あなたの業務知識は最強の商品になる

自覚なき強みこそ、起業の武器になる

集客5習慣

「起業したいけど、自分には特別なスキルがない」

こんな言葉を、26年間で60,000人以上の起業相談を受けてきた私は、何千回となく聞いてきました。でも、これは完全な思い込みなのです。

会社員として10年・20年と積み重ねてきた業務知識は、社外の人には「まったく見えない世界」です。あなたが「当たり前」と感じていること、それこそが最強の起業商品の原石なのです。

たとえば「請求書処理の効率化の方法」「クレーム対応の標準化ノウハウ」「新人教育で使ってきた独自の教え方」。これらはすべて、同じ悩みを抱える人にとって「お金を払ってでも教えてほしい」情報です。

私が著書『起業神100則』の中で提唱する「名もなき強み」という概念があります。自分では当たり前すぎて気づかない、でも他人からは「それすごい!」と言われる知識・経験のことです。業務知識はその筆頭といえます。

ポイント 業務知識を「商品」に変える3つのステップ

棚卸し→ニーズ確認→小さく商品化の順番

業務知識

業務知識を商品に変えるには、3つのステップがあります。

STEP1:棚卸し(自分の知識を書き出す)

  • これまでの仕事で「他の人より詳しい」と思うこと
  • 後輩から質問されることが多いこと
  • 職場を変わっても「前職の経験」として頼りにされること

まずはこのリストを20項目以上書き出すことを目標にしてください。量を重視するのがポイントです。質は後から選べますが、少なすぎると商品の種が見つかりません。

STEP2:ニーズ確認(誰が困っているかを探す)

書き出した知識を「どんな人が困っているか」の視点で眺めます。「中小企業の経理担当者」「新米マネージャー」「フリーランスになったばかりの人」など、ターゲットを具体的にイメージするだけで商品の輪郭が見えてきます。

STEP3:小さく商品化(20点で出してみる)

ここが最大の落とし穴です。「完璧な商品を作ってから」と考えると、永遠に出せません。まず「業務効率化セミナー(90分)」「操作マニュアル作成の個別相談(60分)」など、一番小さい単位で市場に出してみることが重要です。

ポイント 起業18会員の実例|Aさん・Bさん・Cさんの成功パターン

現場で起きた「業務知識商品化」の成功事例3つ

業務知識

実際に起業18のセミナーに参加した方たちの事例を紹介します。

Aさん(40代・金融機関勤務→FP相談業)

銀行員として20年のキャリアを持つAさんは「自分には特別な知識はない」と話していました。でも話を聞いてみると、住宅ローンの比較・試算・落とし穴を人一倍熟知していました。これを活かし、住宅購入を検討している30〜40代向けのFP相談業を起業。初月から月10万円を達成しました。

Bさん(30代・IT企業勤務→業務改善コンサル)

社内でExcelマクロを使った業務自動化を長年担当してきたBさん。「こんなの誰でもできると思っていた」というその知識が、中小企業の経営者には”魔法”のように映りました。現在は週末の3時間で月20万円を稼ぐ起業準備を続けています。

起業18フォーラムのデータでは、業務経験を商品化したケースの初月売上平均は、趣味起業と比べて約2.3倍という実績があります。

Cさん(50代・製造業勤務→品質管理研修講師)

30年のQC(品質管理)経験を持つCさんは、定年後の収入源を探していました。「業界ではごく当たり前の知識」でも、中小製造業の経営者には専門コンサルタント並みの価値があります。今は法人向けの研修講師として活動中です。

  • 知:業界知識・専門スキル・業務ノウハウ
  • 人:職場の人脈・業界のつながり・取引先経験
  • 金:最初の顧客は「知人・元同僚」から始まることが多い

ポイント 最初の一歩は「スキル棚卸し」から。起業18のセミナーで一緒に考えましょう

棚卸しの壁を超えれば、起業の入口が見えてくる

業務知識

業務知識を商品化する最初の壁は「棚卸し」の作業です。一人でやろうとすると「これは商品にならないか」「あれも大したことない」と、自分でハードルを上げてしまいがちです。

起業18フォーラムでは、一人ひとりの経歴を聞きながら「名もなき強み」を一緒に発掘する勉強会も行っています。「これが商品になるのですか?」という驚きの声が毎回上がります。

特に会社員歴10年以上の方は、棚卸しをするたびに「使える知識」が次々と出てきます。20代・30代の方でも、職場での経験を丁寧に掘り起こせば必ず起業の種が見つかります。

「業務知識がない人はいない。気づいていない人がいるだけ」。これが26年間の支援現場から見えた真実です。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

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