起業に失敗してさらに収入が減ってしまうことが怖いです。

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

コロナでシフトが減ってしまい、起業を考えています。ですが、失敗してさらに収入が減ってしまうことがあるかもしれないと、怖くて始められずにいます。

どうしたら成功できますか?
 

起業前質問集
 

● 回答

失敗を恐れて起業できないという声もよく聞きます。失敗も成功も定義は人の数だけあります。そもそも、あなたにとっての失敗とはどういうことでしょうか?

今、私たちが手がけているスモールビジネスなら、大きなリスクはないと考えて大丈夫です。ですが、全てにおいて成功が約束されているものはありません。

では、成功している人はどのような人が多いかと言いますと、失敗を失敗と思わない人かもしれません。あなたが失敗と思うことをチャンスと捉えて、新しい課題を見つけたと思う人もいます。

誰かにとっての失敗を、自分の成長、ビジネスの成長と捉えて、それを活かしていける人が成功している人です。また積極的に自分で判断して動ける人は起業に成功しやすいでしょう。保守的な状態ではリスクを恐れて動けないため、結果起業に至らないということが多いのです。

自分のやりたいことへのリスク、どんなことなら継続しようと思えるのかなどが不安でしたら、事例をたくさん持ったプロや起業準備をしている仲間と共にいることにより、一人で悩む必要がなくなり不安も軽減するでしょう。
 

起業を考えている30歳ですが、失敗して無職になるのが不安です。
● 質問起業を考えている30歳ですが、失敗して無職になるのが不安です。現在の仕事のスキルと多少の貯金はありますが、失敗した人はどのようになっていくのでしょうか?  ● 回答起業には不安や心配はつきものです。現に私自身も不安は持っています。無職になるのが不安とありますが、思うようにいかない場合に、別の事業を立ち上げる人もいますし、一度会社を辞めたからと言っても、再就職の選択もいつでもできます。それはあなた次第ということです。また、仕事のスキルと貯金がおありなら、それを生かした仕事を考えてもよいでしょ...

 

もし、どうしても失敗したくないということでしたら、人の仕事をお手伝いしてあげる代行業から手掛けると良いでしょう。起業というよりもギグワークになりますが、与えられた仕事をきちんと納期までに終わらせることができれば、すぐに報酬になります。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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