記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
62歳の会社員です。定年再雇用で65歳まで働けますが、給与は半分になりました。年金支給開始までの年数を考えると、何かしら自分で稼げる柱を作りたいと考えています。
60代から起業準備を始めるのは遅すぎますか? 定年前のいまから始めるメリットがあれば教えてください。

● 回答
結論からお伝えすると、60代でも遅くありません。理由は、定年までの「準備時間」と退職後の「実行時間」の両方を計算できる、ライフプランが見えやすい年代だからです。厚生労働省「令和5年 簡易生命表」によると、60歳男性の平均余命は24.0年、女性は29.3年(出典:厚生労働省)。60代以降に20年以上の時間が残されています。
拙著『会社を辞めずにあと「5万円!」稼ぐ』に「人生の残り時間を捉える」考え方を書きました。たとえば現在62歳で、健康に動ける期間を80歳までと仮定すると、残り日数はおよそ6,500日。その中の半分を起業準備と運営にあてれば、月5万円の小さな柱を2〜3本作るには十分な時間があります。
- メリット1:年金開始までの数年間、給与+小さな自営収入の二本立てが可能
- メリット2:60代までに蓄積した実務経験・人脈・専門性が独自の強みになる
- メリット3:定年後にゼロから始めるより、在職中に種まきしておくほうが心理的負荷が小さい
起業18フォーラムには60代以降の会員さんも多数います。皆さんに共通するのは「いきなり大きく稼ごうとしない」ことです。月5万円のレンジを目標にして、自分の経験を必要としてくれる人3人に届ける、というスケールから始めれば、体力的にも家族の理解の面でも無理がありません。
- 定年再雇用の3年間を「準備期間」として位置づける
- 月5万円×2本=月10万円の小さな複数収入を目標にする
- 退職時には「商品・顧客・継続収入のタネ」が手元にある状態を作る
60代だからと早急に大きな額を狙うより、月5万円の小さな積み上げを今月から始めることをお勧めします。年金支給時には、その積み上げが大きな安心材料になります。

60代から始めることに「遅い」という言葉は当てはまりません。残り時間を逆算して数字に落とせば、いまから動き出せる量はまだまだあります。今日は、自分の経験で誰かの役に立てる3テーマを書き出すことから始めてみてください。
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