記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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起業18フォーラムでも「Threadsを始めてみたけれど、何を書けばいいか分からない」という相談が増えています。Threads(Meta社提供)は、始めやすい一方で、ただ続けるだけでは前に進みにくいのも事実です。
勤めを続けながら、Threadsを起業準備にどう活かすか、その順番を整理していきます。
Threadsを起業準備に活かす全体像

Threadsは、Instagramチームが開発した、文章での会話を中心にしたサービスです。2025年8月時点で月間アクティブ数は世界で4億に達し、日本でも利用者を急速に伸ばしています。
画像中心のInstagramと違い、考えやちょっとした気づきを、言葉で気軽に残しやすいのが特徴です。最大500文字まで書けるので、短い解説とも相性がよい場所です。経済産業省の令和6年度電子商取引に関する市場調査では、2024年の物販系の市場規模が15兆円を超え、会社の外で何かを売り買いする動きは年々広がっています。
起業準備の文脈では、Threadsは「作品の置き場所」ではなく「信用の置き場所」として使うのが向いています。毎日少しずつ言葉を残すことで、あなたが何に詳しい人なのかが、読む人に少しずつ伝わっていきます。
Threadsが向いている人・向いていない人

どんな道具にも相性があります。Threadsで成果につながりやすいのは、次のような人です。
- 本業で得た気づきを言葉にするのが苦でない人
- 1日30分の時間を、細切れでも作れる人
- すぐの売上より、半年先の信用を取りたい人
逆に、次のような人には、別の方法のほうが向いています。
- 一晩でバズって一気に稼ぎたい人
- 写真や動画の作り込みに時間をかけたい人
- 発信を続ける習慣がどうしても作れない人
向いていないと感じても、心配はいりません。合うやり方に組み替えれば、無理なく続けられるようになります。
Threadsで成果が出る人の3つの共通点

拙著『朝晩30分 好きなことで起業する』に、好きなことの一部分を切り出して、定点で出し続けるという考え方があります。Threadsは、まさにこの使い方に向いています。
- 切り口を一つに絞る:
本業のなかの得意分野だけを発信する - 時間を決めて出す:
朝か夜の30分で、短く投稿する - 反応を次の話題にする:
コメントや質問を、翌日のネタにする
まず、本業で「よく聞かれること」を一つ決めて、そこだけを書く場所にしてください。
会員さんの実例:バズ狙いから定点発信へ

毎日投稿しても伸びないのは、続け方ではなく切り口の問題であることが多いです。採用の仕事をするSさん(40代)は、自己流でThreadsに毎日いろいろな話題を投稿しましたが、半年たっても反応はほとんどありませんでした。
Sさんは「切り口を一つに絞る」ことを学び、「中小企業の採用面接のコツ」だけに発信を絞ります。すると、同じ悩みを持つ経営者から相談が届くようになり、面接設計の手伝いとして月6万円の依頼につながりました。今も勤めを続けながら、相談の幅を広げています。
Threadsと組み合わせて効果を倍にする3つの行動

Threadsは発信の入口です。そこから相談や仕事につなげるには、補い合う行動を組み合わせると効果が大きくなります。
- プロフィールに「何屋か」を一行で書く
- 反応が良かった投稿を、月に一度まとめ直す
- 相談には、Threadsの外で丁寧に返事をする
2025年4月からはThreadsでの広告配信も始まり、ビジネスでの活用の幅は今後も広がりそうです。ただ、土台になるのは、毎日の小さな発信のほうです。

大きな反応を狙うより、同じ切り口で出し続けるほうが、結局は早く信用に変わります。今日は、本業で一番よく聞かれることを一つ、書き留めるところから始めてみてください。
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