記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
現在の会社に不満があり、転職活動と起業準備を同時に進めようと考えています。どちらも中途半端になりそうで迷っています。同時進行はやめたほうがよいでしょうか。

● 回答
結論から言うと、転職活動と起業準備の同時進行は、条件次第でありです。ただし、2つを対等に並べて進めようとすると、どちらも中途半端になるリスクが高くなります。
拙著『起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?』でも取り上げているのですが、起業1年目に成果を出した人の共通点として「優先順位を決めて、資源を集中させていた」という点があります。転職も起業も、どちらも意思決定と情報収集に時間とエネルギーが必要です。どちらかを「メイン」、もう一方を「保険」と明確に位置づけることが、両立できる条件です。
具体的に言うと、「起業の実験を先に行い、収益の見通しが立たなければ転職する」という順番であれば、同時進行は有効です。逆に「転職活動を本気で進めながら、すきまで起業も準備する」は機能しにくいです。転職活動は書類・面接・企業研究と時間を取られるため、起業準備の質が確実に下がります。
- 起業の「実験フェーズ」のみを並行させる(本格稼働は転職決断後)
- 転職と起業の期限を別々に設定してある(「転職は〇月まで、無理なら起業へ」等)
- どちらが本命かを家族・パートナーと共有できている
起業18フォーラムの会員・橋本さん(仮名、36歳・営業職・独身)は「転職活動と起業準備の両立」で相談に来た際、まず起業の小さな実験(スポット講師として月2回稼働)を3ヶ月試みました。月収6万円の手応えを得た時点で「転職より起業」と方針を固め、現在は独立して月収22万円を安定して得ています。
転職と起業を同時に考えているなら、「起業の最小実験を先に行って手応えを確認してから転職を判断する」順番が、もっとも後悔の少ない設計です。

どちらを選ぶかより、どちらを先に試すかを決める。その順番が、方向性を明確にしてくれます。
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