記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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親に起業の話をしたら強く反対されました。「会社を辞めるな」「失敗したらどうするんだ」と言われ、気持ちが折れそうです。家族に反対されたときの正しい向き合い方と、前に進むための対処法を教えてください。

● 回答
まず大切なことをお伝えします。親や家族が反対するのは「あなたの起業を否定している」のではなく、「あなたを心配している」ことがほとんどです。 反対の声の裏側にある「不安」を理解することが、向き合い方の第一歩になります。
日本政策金融公庫「2023年度新規開業実態調査」によると、開業時に家族の反応が「賛成・どちらかといえば賛成」だった割合は約67%。つまり約3人に1人は、家族から反対・懸念を受けながら起業をスタートさせています。 あなたの状況は特別でもなく、多くの先輩起業家が経験してきた道です。
反対の多くは次の3つのどれかです。「収入が途絶えるのでは?」「失敗したらどうするのか?」「詐欺や怪しい団体ではないか?」。つまり、反対の正体はほぼすべて「情報不足からくる不安」です。
- 反対の本質は「心配」であり「否定」ではない
- 情報を提供することで不安は解消できる
- 「会社は辞めない・会社員のまま始める」が最大の安心材料
起業18フォーラムにいらした中山さん(仮名・35歳)は、親御さんから「絶対やめろ」と言われた会員さんでした。「会社員のまま、まず小さく始めます。会社は辞めません」という一言を伝えたことで、親御さんの表情が和らいだと言います。拙著『1億円稼いでいる人は何をしているのか?』でお伝えしている「収入の蛇口を複数に増やす」という考え方を説明したことも、理解を得るうえで役立ちました。
- 「会社員のまま・会社を辞めない」を最初に伝える
- 説得が難しい場合は「小さな結果」を先に出して見せる
- 反対が強い場合は、話し合いを急がない選択肢もある
話すときのポイントは「会社は辞めない」「いきなり大きなことはしない」「まず小さく試す」の3点を最初に明言することです。この3点を先に伝えると、親御さんの不安の大半は「そういうことなら」と収まります。言葉で説明するのが苦手な場合は、「今月中に一度だけ30分話を聞いてほしい」と時間を作るところから始めてください。
説得を急ぐ必要はありません。起業準備とは収入の蛇口を少しずつ増やしていくプロセスです。そのプロセス自体を見せることが、長い目で見ると最も説得力を持ちます。どうしても反対が根強い場合は、いったん話し合いを保留にするのも手です。最初の売上が出た段階ではじめて詳しく話す、という方も少なくありません。

親御さんの反対は、あなたへの心配の裏返しです。言葉で説き伏せようとしなくていいのです。動きながら、背中で見せてください。
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