記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
育休中で時間ができたので起業準備を進めたいのですが、子どもが小さくてまとまった時間が全く取れません。育休中だけで準備が完結する自信もなく、復職後に続けられるかも不安です。
何から始めれば、育休中の時間を無駄にせず復職後にも続く形にできるでしょうか?

● 回答
育休中の準備は「まとまった時間」ではなく「30分の細切れ」を前提に設計するのが正解です。
起業18フォーラムには、育休中に準備を始めようとして挫折した相談が毎月のように届きます。共通点は、産前と同じペースで本を読んだり勉強会に出ようとして、子どもの泣き声で中断され続け、自己嫌悪に陥っているという流れです。
育休中の典型的な失敗パターン
- 分厚いビジネス書を読み始めて、毎晩5ページしか進まず挫折
- オンライン勉強会に申し込んだが子どもが泣いて集中できず罪悪感
- ブログ・SNSを始めようとして毎日更新を目標にして3日で止まる
このパターンに共通しているのは、産前のリズムを引きずっていることです。子どもが昼寝した30分・夜寝かしつけた後の30分・朝の授乳後の30分、これらの細切れを積み上げる前提に切り替えなければ続きません。
細切れ30分で進めるための3つの工夫
育休中の時間問題はまさにこの壁の典型で、解き方は時間量を増やすのではなく、時間の質を変えることです。
育休中の30分は「考えるだけ」「読むだけ」「書くだけ」に分割してください。同時並行で複数のことをやろうとすると、子どもの中断で全部止まります。今日30分は読む、明日30分は書く、その次の30分は考える、と分けるだけで一気に続きやすくなります。
復職後に続く形にする「小さな試運転」
育休中にやっておきたい最大のことは、復職前に「最初の1円」を稼ぐ体験までを終わらせておくことです。具体的には、知り合い2〜3人に向けて、自分の経験を活かした最小単位のサービスを提供してみる、という小さな試運転です。
起業18フォーラム会員のCさん(仮名・30代後半・元事務職・育休中の2児の母)は、育休前の事務職で身につけた書類整理の経験を活かしたいと考えていました。スタート時点は時短勤務予定の年収380万・起業準備の収入はゼロ・産前の勉強会めぐりで止まったままでした。育休8ヶ月目に勉強会で「30分単位の細切れ前提」を学び、そこから方針を「保育士向けの書類デジタル整理代行」というニッチに絞り直しました。1歳児の昼寝中に毎日30分、知り合いの保育士2人に試運転を提案。復職時点で月2〜3万円の継続収入が立ち、復職後も時短勤務の合間に続けられる形になっています。
- 30分単位で進められる準備項目のリスト化
- 知り合い2〜3人への試運転提案
- 復職後も続けられる時間枠の事前確保
育休中だけで完結させようとせず、復職後の継続前提で設計することが、結果的に育休中の準備を加速させます。「育休中で全部終わらせる」と決めた瞬間、無理が生まれて挫折に繋がります。

今夜の30分で、明日からの「30分単位準備リスト」を作ってください。考えるだけ・読むだけ・書くだけの3種類に分け、各5項目ずつ書き出しておけば、子どもが昼寝した瞬間に手が動き始めます。
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