50代の起業準備は30代と何が違う? 強みの活かし方の観点で解説

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

50代の会社員です。今から起業準備を始めようとしているのですが、20〜30代の人たちとは動き方を変えるべき点はありますか?

年齢を強みに変えるにはどうすればよいか、経験から教えてもらえますか?

起業前質問集

● 回答

総務省 労働力調査(2024年)によると、50代の就業者のうち、勤め先以外の仕事をしている割合はここ数年で大きく増加しています。50代が起業準備に動く数は確実に増えており、「遅すぎる」という時代ではなくなっています。

20〜30代には「金の卵」、50代には「銀の卵」がある

拙著『1億円稼いでいる人は何をしているのか?』でこう整理しています。「金の卵」は将来の可能性、「銀の卵」はすでに積み上げた経験・人脈・実績です。20〜30代は金の卵(将来の可能性)を武器にしますが、50代は銀の卵(すでに持っている経験)を磨いて出すほうが断然早い。

50代ならではの動き方の特徴
  • 積み上げた職種・業種の知識をそのままサービスにする(経理代行・営業同行・業務効率化等)
  • 人脈から最初の受注を取る(知人・取引先への声かけが最も確度が高い)
  • 「試す期間」を短くできる(判断軸と経験があるため、方向性の絞り込みが早い)
  • 実績として語れるエピソードがすでにある(年数・担当案件・解決した課題)
会員さんの実例

起業18フォーラムの会員Dさん(仮名・50代後半・営業職)のケースを紹介します。長年の営業経験と日商簿記の資格を持ちながら、最初は「特別なスキルがない」と思っていました。起業18でのワークを通じて「経理代行+営業同行」というパッケージを組み立て、知人企業への声かけからスタートしました。「誰でも知っている帳簿の読み方」と「長年磨いた営業の段取り」を組み合わせたことで、月10万円を達成したのは6ヶ月目でした。

Dさんが言っていたのは「20代と同じことをしようとしたとき、初めて迷いました。50代の自分の武器は何かに絞ってからは、とても動きやすかった」という言葉です。

まず「今の仕事で10年以上続けてきたこと」をリスト化してください。そこに50代の起業準備の種があります。

若さを競う必要はありません。積み上げた「銀の卵」を磨いて出せば、それが武器になります。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

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