SNSで発信しようとすると炎上や批判が怖くなります。起業準備の発信、どう乗り越えればいいですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

起業準備として発信(SNSやブログ)を始めましたが、批判や否定的なコメントが来るのが怖くて、なかなか積極的に投稿できません。特に炎上が怖いです。

「この内容で投稿して大丈夫か」と考えすぎてしまい、下書きを書いてはやめることが続いています。

発信が重要とわかっていても、一歩踏み出せません。この恐怖を乗り越える考え方や方法を教えてください。

質問

● 回答

批判への恐怖は、ほぼすべての起業準備中の会社員が経験します。ただ実際のところ、起業準備の初期段階では「発信しても誰にも見られない」状態が多く、炎上できるほどの注目を集めることの方が稀です。まず恐怖の対象を正確に見てみましょう。

「炎上の恐怖」は現実よりはるかに大きく感じます

炎上が起きる条件は、「多くの人に見られること」です。起業準備を始めたばかりの会社員のSNSは、フォロワー数十〜数百人の段階です。この段階での投稿が「炎上」するリスクは、現実的にほぼありません。

批判への恐怖の多くは、「これから来るかもしれない批判の予想」です。まだ来てもいない批判を想像して、行動を止めています。26年間の支援現場で見てきた限り、起業準備中の発信が炎上したという事例は非常に稀です。

「批判を恐れて発信しないまま半年が経った」という会社員は多くいます。批判の可能性より、発信しない期間の機会損失の方が実害として大きいのです。

  • 「炎上リスク」が現実になりやすい投稿:他者批判、政治的主張、誇大な数字の主張
  • 起業準備としての発信のほとんど(自分の経験・考え・学び)は、炎上とは無縁
  • 否定コメントがつくとしたら「刺さっている証拠」とも解釈できる
恐怖を「資産」に変える発信の考え方

批判への恐怖を乗り越えるための考え方として、「全員に好かれようとしない」というスタンスがあります。

起業準備の発信は「全員に届ける」ためではなく「たった一人の顧客候補に届ける」ためのものです。その一人に刺さるなら、他の誰かが批判的に感じても問題ありません。

批判より怖いのは「誰にも刺さらない無難な発信を続けること」です。誰の心にも届かない発信が最も成果を出しません。

恐怖を緩和する発信の始め方

  • 最初は「自分の経験談」から:失敗談・気づき・学びを書く。主観的なため批判されにくい
  • 「誰かを批判・比較」する投稿はしない:これだけで炎上リスクは大幅に下がる
  • いいねやコメントの数を成果指標にしない:書いて出したこと自体が成果

発信の目的は炎上を避けることではなく、「一人の顧客候補の心に届くこと」です。この視点を持つと、発信への恐怖が少し小さくなります。まず下書きを完成させ、公開するかどうかは後で決めてもいい。とにかく書くことから始めましょう。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

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