記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員をしながら起業準備を始めようと思い、本やYouTube、セミナーなど情報を集め始めたのですが、情報が多すぎて頭の中がまとまりません。
財務・集客・法務・マーケティングなど、いろいろなことを同時に勉強しなければいけない気がして、どこから手をつければいいかわかりません。
優先して学ぶべき順番があれば教えてください。

● 回答
最初に学ぶべきは「商品設計」と「最初の顧客を見つける方法」です。財務・法務は後からでも間に合います。最初のお客さまに何を届けるかが決まってからでも遅くありません。
勉強しすぎて動けなくなる「情報過多」の罠
起業準備で勉強に費やす時間が増えると、動けなくなることがあります。「あれもまだ知らない」「もう少し調べてから」という思考が積み重なり、準備のための準備をし続ける状態です。
26年間で6万人以上の相談を受けてきた中で気づいたのは、知識が増えれば増えるほど「自信がつく」と思っている人ほど、最初の一歩が遅くなるという現実です。知識は行動に使って初めて意味を持ちます。
起業準備で最初に学ぶべき3つのこと
学ぶ優先順位(起業準備の初期段階)
- 自分の強みと商品の設計(誰の何を解決するか)
- 最初の顧客の見つけ方(SNS・人脈・紹介のどれが自分に合うか)
- 価格の決め方(安売りしない最低ラインの考え方)
財務・法務・マーケティング理論は、実際に動き始めてから「必要になったとき」に学ぶ形でも十分です。勉強の目的は「知る」ことではなく「動くためのきっかけ」を得ることです。
本・セミナー・YouTubeの使い分け方
学習ツールの使い分け目安
- 本:体系的な知識を得たいとき。信頼できる著者の1冊を繰り返し読む
- YouTube:概要を把握したいとき。深掘りには使わない
- セミナー:自分の状況に合った問いに答えてもらえる場。質疑応答が価値
- コミュニティ:同じ段階の仲間とリアルな悩みを共有できる場
情報を集めること自体は悪くありませんが、「何かを試してみた」という経験のほうが、100冊の本より学習効果が高いことが多いです。まず1つ動いてみてください。
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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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