記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
今年44歳になる会社員です。以前から起業したいと思いながらも、「40代では遅い」「若くないと起業できない」という声が頭から離れず、ずっと踏み出せていません。
実際に、40代から起業準備を始めて成功している方はいるのでしょうか? もし始めるとしたら、何から手をつければよいか、ヒントをいただけますか?

● 回答
「40代は遅い」という声、よく聞きます。でも、データはまったく反対のことを言っています。日本政策金融公庫の「2024年度新規開業実態調査」によると、起業者の平均年齢は43.6歳。そして40代が全体の37.4%と最多です。つまり、あなたはまさに「起業をする人たちの中心にいる年齢」なのです。
40代が「一番向いている」理由
若さが起業に有利なのは、エネルギーがある点と、失敗しても立て直せる時間がある点です。確かにその2点は20代・30代の方が有利かもしれません。でも起業には、若さよりも重要なものがあります。
- 業界・職種での実務経験(商品になり得る専門知識・スキル)
- 積み上げてきた人脈(最初の顧客候補・紹介者になり得る関係)
- 家庭を持ち、お金の価値と責任感を知っている(冷静な判断力)
- ある程度の資金(ゼロからのスタートではない)
- 「なぜ起業したいか」が明確になっている(目的意識の強さ)
20代の若者にはこれらが揃っていないことが多い。40代の「重さ」は、起業の現場では「信頼」に変わります。
「遅い」という声の正体は何か
「40代では遅い」という声は、どこから来るのでしょうか。ほとんどの場合、大きな事業を立ち上げることをイメージしているか、またはリスクを正面から見たくないための自分への言い訳です。ここ、けっこう大事です。
起業に「遅すぎる」年齢はありません。ただ、「早く始めれば早く経験が積める」という事実はあります。だから「遅い」と感じたなら、その感覚を行動のエネルギーに変えることが大切です。
- 大企業の創業者(IT系・スタートアップ)のイメージを参考にしている
- 「個人起業」ではなく「大きな会社を作ること」として起業を捉えている
- リスクへの恐怖を、年齢のせいにして合理化している
まず何から始めるか
44歳という年齢があなたに与えてくれているのは、経験・人脈・資金という起業の原材料です。次にやることは、その材料を「棚卸し」すること。
今の仕事で誰かに「ありがとう」と言われた経験はありますか? 職場以外で「これが得意」と感じることは? 友人から相談される内容は? この3つの問いに答えるだけで、起業の方向性が見えてきます。
「遅い」と迷っている時間が一番もったいない。始めてしまえば、44歳の今日が、これからの人生で最も若い日なのです。
一緒に棚卸しから始めてみましょう。応援しています。
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