記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
起業したいという気持ちは強いのですが、「何で起業すればいいのか」がまったく思い浮かびません。特別なスキルも資格もない普通の会社員です。アイデアが浮かばない人は起業に向いていないのでしょうか?

● 回答
向いていないことはありません。むしろ、「特別なスキルも資格もない普通の会社員」こそが、起業に一番向いている可能性があります。アイデアが浮かばないのは「スキルがないから」ではなく「自分の強みを正しく認識していないから」です。
「普通の会社員」の日常は、誰かの宝
26年間で60,000人を支援してきて、強く感じることがあります。起業アイデアを探して迷走している人の多くが、実は「宝の山の上に座っている」のです。
会社で当たり前にやっていること、毎日こなしている業務、職場の人間関係で培ったスキル。これらはあなたには「普通」でも、やったことのない人には「教えてほしいこと」です。
「名もなき強み」こそが起業の最強の武器です。自分では当たり前すぎて価値に気づけていない強みが、必ずあります。
アイデアを見つける「棚卸しワーク」3ステップ
アイデアを「頭の中で考える」のをやめましょう。紙に書き出す「棚卸し」から始めます。
- ステップ1:「仕事で得意なこと・よく褒められること」を10個書き出す(職種・年数は問わない)
- ステップ2:「仕事以外で人に感謝されたこと・頼られたこと」を10個書き出す
- ステップ3:「①と②の共通点」を探す。それがあなたの「名もなき強み」の核心
たとえば「数字の管理が得意」+「友人に家計の相談によく乗っている」→ 家計・資産管理のコンサルタントという方向性が見えてきます。「人前で話すのが苦手じゃない」+「後輩の育成をよく任される」→ 企業研修の講師という方向性もあり得ます。
アイデアを「ビジネスになるか」確認する3つのチェック
棚卸しで強みが見えてきたら、それがビジネスになるかをシンプルに確認します。以下の3つの問いに「はい」と答えられれば、起業アイデアとして十分です。
- ①一人で始められるか?(大規模な設備・組織が必要でないか)
- ②一人で続けられるか?(自分だけで提供できるサービスか)
- ③大きなお金がかからないか?(100万円以下で始められるか)
この3つ全部に「はい」と言えるビジネスアイデアが、会社員起業の正しいスタートです。大きな発明や革新的なアイデアは必要ありません。「誰かが困っていることを、自分が解決できる方法を持っている」それだけで十分なのです。
「アイデアがない」は準備不足ではなく「棚卸し不足」
起業アイデアが浮かばないという状態は、準備が足りないのではなく、自己分析が足りていないことがほとんどです。注意:インターネットで「儲かるビジネスアイデア」を探してもうまくいきません。他人のアイデアより「自分の強み×誰かの悩み」の掛け合わせを見つけることが先決です。
棚卸しワークを実際にやってみると、「こんなことが自分の強みだったのか」という驚きがあります。ぜひ今日、紙とペンを出して書き始めてみてください。
- 紙に「仕事で褒められたこと」を5個書き出す(完璧でなくていい)
- 書いたリストを信頼できる人に見せて「これ、強みになると思う?」と聞いてみる
- 自分の回答を見た相手の「驚き」が、あなたの強みの証拠
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