記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
大学卒業後すぐに結婚し、ずっと専業主婦として30代を迎えました。子どもが小学生になり、そろそろ自分の仕事を持ちたいと思うようになりましたが、就業経験がほとんどありません。正社員採用は難しいと感じており、いっそ起業したいと考えています。経験ゼロの主婦でも本当に起業できるのでしょうか?

● 回答
専業主婦だから起業できない、という理由はどこにもありません。むしろ、家事・育児・家計管理を10年以上こなしてきた経験は、起業に必要な「段取り力」「コスト感覚」「継続力」の土台になります。
総務省2022年調査によると、全雇用者に対する非正規雇用の割合は36.9%に上ります。就職活動が難しいと感じるのは決してあなたの能力の問題ではなく、構造的な現実です。だからこそ、「雇われる」以外の選択肢として起業を真剣に検討することには大きな意味があります。
拙著『会社で働きながら6カ月で起業する』に、「知・人・金の3種のチカラ」をバランスよく育てることが起業成功の鍵だという話が出てきます。専業主婦さんはこの「知」と「人」の部分で思った以上の強みを持っています。
- 知(専門知識):家事・料理・手芸・育児は「ノウハウ」として販売できる
- 人(人脈):ご近所・ママ友・PTA・習い事のつながりがお客さまの源泉になる
- 金(資金):自宅やオンラインを使えば初期費用をほぼゼロにできる
起業18フォーラムの会員Bさん(30代・専業主婦12年・子ども2人)の事例をご紹介します。
Bさんは就業経験がほぼゼロの状態でフォーラムの無料セミナーに参加しました。「自分に売れるものなど何もない」と感じていたそうです。最初の5ヶ月間は自分が作っていたハンドメイドのアクセサリーをSNSに投稿するだけ。7ヶ月目に初めて注文が入り、10ヶ月目には月3万円、現在は月収8万円まで成長しています。転機になったのは「専業主婦だからこそわかるデザイン」という視点に気づいたことでした。「主婦目線の商品」は、同業の事業者にはまねできない差別化ポイントになります。
- まずは自宅やオンラインで「小さく試す」から始める
- 料理・手芸・子育て経験を「ノウハウ商品」に変換する
- ママ友や近所のつながりを最初のお客さまにする
- 月収3万円を最初のゴールに設定し、達成したら次のステップへ
今日できる一歩は、「自分が人に感謝されてきたこと」をノートに10個書き出してみることです。そこに、あなたの最初の商品のヒントが必ず眠っています。

「起業」という言葉に身構える必要はありません。最初は月に数千円の売上でも、仕事として人から喜ばれる体験が積み重なっていきます。専業主婦として培ってきた時間と丁寧さは、今の時代においてとても価値のある財産です。
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