サービス名・商品名の決め方を教えてください。どこから考えればよいですか?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

起業準備中ですが、提供するサービスの名前がなかなか決まりません。いつのタイミングで決めればよいのか、決め方のポイントがあれば教えてください。

また、まだ早いということはありますか?

起業前質問集

● 回答

サービス名は「最初の受注が決まったとき」に決めれば十分です。まだ1件も受注していない段階で、名前に時間をかけすぎると「準備してる感」だけが積み上がっていきます。ただし、早いうちから「名前の軸」を考えておくことには意味があります。

名前は最小単位の差別化

拙著『起業神100則』(総合法令出版)にこんな言葉があります。名前は最小単位の差別化です。「誰の何を解決するか」が1行で伝わる名前をつけられれば、それだけで選ばれる確率が上がります。

日本政策金融公庫の2024年新規開業実態調査でも、開業前の準備課題として「サービス・商品の内容確定」を挙げた人が上位に入っています。名前が決まらない多くの場合、その根本は「誰に何を提供するかがまだ曖昧」という状態にあります。

サービス名を決める3ステップ
  • 【ステップ1】「誰のためか」を1行で書く(例:小学生を持つフルタイム勤務のお母さん)
  • 【ステップ2】「提供後に起きる変化」を動詞で書く(例:家事の段取りが2時間短縮される)
  • 【ステップ3】ステップ1とステップ2を結ぶシンプルな単語を探す(例:「時短家事ナビ」「段取り2時間」等)
名前を決めるときに避けること
  • かっこいい横文字を使って「何をしてくれるか」が伝わらなくなる
  • 自分のフルネームや屋号だけで「価値が伝わらない」名前にする
  • 流行りのワードを入れて、すぐに古くなる名前を付ける

名前は何度でも変えられます。最初から完璧を目指すより、今の自分の「誰の何を解決するか」が一番伝わる言葉を選べば十分です。

起業18フォーラムの会員さんには「最初のサービス名は仮でいい、受注してから変えてもいい」と伝えています。受注が積み上がる中で、自然と「これが一番伝わる」という言葉が見えてきます。

まず「誰の何を解決するか」を1文で書いてみてください。その文章が、サービス名の設計図になります。

起業するときの肩書きはどう決める? ターゲットに刺さる言葉の選び方
● 質問 起業するにあたって、名刺に入れる肩書きをどうすればいいか迷っています。「〇〇コンサルタント」のような

完璧な名前より、伝わる名前を先に決める。起業準備の中で一番早く動ける人は、完璧を手放した人です。


さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

起業アイデア診断
【起業セミナー】会社員のまま始める起業準備・6ヵ月で起業する!

【動画セミナー】あなたのタイミングで学べる動画版もあります!

ポイント この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます!