記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
38歳の会社員(男性)です。妻と小学生と幼稚園の子どもが2人います。平日は朝7時に家を出て帰宅は21時前後、週末は子どもの習い事の送迎や家事があってほぼ休みがありません。
以前から起業準備がしたいと思っているのですが、どう考えても「まとまった時間」が取れません。子どもが大きくなってから始めようとも思うのですが、それだとあと10年近くかかってしまいます。
家族がいて時間がない会社員でも、起業準備は現実的にできるでしょうか。もしできるなら、どうやって時間を作ればいいですか?

● 回答
まとまった時間がない。これは本当のことです。否定しません。でも「まとまった時間がないと起業準備できない」は思い込みです。この前提を変えるところから話を始めます。
「起業準備」の最小単位は1日30分です
起業準備は、まとまった時間がなくても、1日30分の継続で着実に前進できます。「子どもが大きくなってから」を待つと、10年後に後悔します。10年あれば、毎日30分を積み重ねると1,800時間。それだけあれば、十分な土台が作れます。
「時間がない」は「時間が取れない」ではなく、「まとまった時間が取れない」というのが正確な表現です。この区別が大事です。
- 通勤電車の中(往復1〜1.5時間)→ 読書・音声学習・アイデアのメモ
- 昼休みの後半15〜20分 → ブログの下書き・SNS発信・調べもの
- 子どもが寝た後の30分 → 業務知識の棚卸し・商品設計の整理
- 週末の早朝(子どもが起きる前)→ 週間の振り返りと次の行動計画
これらを組み合わせるだけで、1日に実質1〜2時間は確保できます。「まとまった時間」という概念を手放すことが、最初の突破口です。
「家族に理解してもらう」が長期戦を左右する
時間の問題と同じくらい重要なのが、家族の理解です。特に配偶者に「なぜ起業準備をしたいのか」「どんな未来を目指しているのか」を話しておくことは、長期間の両立において決定的な差を生みます。
黙って動き始めると、後でより大きな摩擦が生まれることがあります。最初の理解を丁寧に作っておくことが、結局は最短ルートです。
伝え方のポイントは「起業したい」ではなく「家族のために安定した収入の柱をもう1本作りたい」という文脈で話すことです。リスクを強調するより、「家族の将来に向けた準備」という切り口の方が、受け入れてもらいやすいです。
「子育てが落ち着いてから」が危険な理由
「子どもが大きくなってから」を待つことの最大のリスクは、「起業準備を始める習慣」が身につかないまま年齢を重ねることです。
起業準備を支援してきた経験では、「もう少し待ってから」を繰り返した方が、最終的に行動できないまま定年を迎えるケースが少なくありません。「今は無理」という感覚は、環境が変わっても出てきます。子どもが大きくなった頃には「親の介護で無理」「体力的に無理」という別の理由が出てくることもあります。
「完璧な状況が揃ったら動く」のではなく、「今の状況で動ける最小の形を作る」こと。これが起業準備の現実的なスタートです。
まとめ:今日から始めるための考え方
- まとまった時間を求めない。隙間時間を積み重ねる発想に切り替える
- 家族、特に配偶者に目的と意図を正直に話しておく
- 「子どもが大きくなってから」を理由にしない。今の小さな一歩が10年後の差になる
「時間がない」は起業準備を先送りにする最もよく使われる理由ですが、時間がない中でも動ける形を見つけることが、起業準備の第一歩です。
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