起業準備中の時間管理術|本業と両立するための具体的な方法

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

「時間がない」は、会社員が起業準備を始めるときに最もよく口にする言葉です。でも、本当に時間がないのでしょうか。正直に言います。ほとんどの場合、時間がないのではなく「何に時間を使うか」が整理できていないだけです。

ポイント 「忙しい」の正体を分解する

180日計画のSTAGE思考で今やるべきことだけに集中

時間管理

全部やろうとするから時間が足りない

起業準備で最も危険なのは「あれもこれもやらなきゃ」と手を広げすぎることです。事業計画、SNS発信、資格取得、人脈作り。全部同時にやろうとすれば、そりゃ時間は足りません。

ここで役立つのが「180日計画」の考え方です。6ヶ月を4つのステージに分けて、各ステージでやるべきことを1つか2つに絞る。そうすれば「今月はこれだけやればいい」と明確になります。

180日計画の4ステージ

  1. STAGE1(1〜2ヶ月目):事業の軸を決める。市場を確認します
  2. STAGE2(3ヶ月目):最小限の商品・サービスを形にします
  3. STAGE3(4〜5ヶ月目):テスト販売。お客さんの反応を見ます
  4. STAGE4(6ヶ月目):フィードバックを反映して本格始動します

今あなたがどのステージにいるかを把握すれば、「今やるべきこと」と「今はやらなくていいこと」が見えてきます。ここ、けっこう大事です。

ポイント 会社員が確保すべき「黄金の30分」

毎日30分の積み重ねが6ヶ月後の起業を変える

時間管理

1日30分で十分、という事実

起業準備に必要な時間は、1日たった30分です。「そんなわけない」と思うかもしれませんが、30分×30日=15時間。これは丸2日分の作業時間に相当します。

ミニマムスタートは「ミニマム努力」ではありません。小さく始めることと手を抜くことは違う。30分を「本気の30分」にすることで、6ヶ月後には驚くほどの成果が積み上がっているでしょう。

どの時間帯が使いやすいか

26年間の支援経験から見ると、起業準備に成功した会社員の多くは「朝の30分」を活用しています。出勤前の静かな時間は集中力が高く、家族に邪魔されることも少ないからです。

時間帯別の活用法

  • 朝30分:起業準備のメイン作業(企画、執筆、リサーチ)
  • 昼休み15分:SNS発信やメール返信
  • 通勤時間:音声教材やポッドキャストで情報インプット
  • 週末2時間:まとめ作業や振り返り
「やらないことリスト」を作る

時間管理で最も効果的なのは「やることリスト」ではなく「やらないことリスト」を作ることです。起業準備に関係ないSNSの閲覧、なんとなく見るYouTube、目的のない情報収集。これらを意識的にやめるだけで、30分は簡単に生まれます。

会社員がやめるべき3つの時間泥棒

  1. 目的のないSNS閲覧(平均1日40分以上消費しています)
  2. 「念のため」の情報収集(行動しない限り意味がありません)
  3. 完璧な準備を求めて動けない時間(20点で進みましょう)

ポイント 実例紹介:3つの時間活用パターン

朝活型・昼休み型・週末集中型の成功事例

時間管理

Aさん:朝活型(IT企業勤務・38歳)

Aさんは毎朝5時30分に起床し、出勤前の30分をコンサルティング事業の準備に充てました。朝の時間は頭がクリアで、企画書の作成やブログ執筆がはかどったそうです。6ヶ月後には月5万円の収入を得るまでになりました。

Bさん:昼休み型(メーカー勤務・42歳)

Bさんは昼休みの後半15分を使って、毎日SNSに1投稿。「ランチの15分」と決めることで習慣化に成功しました。半年で見込み客リストが50名になり、オンライン講座の開設につながっています。

Cさん:週末集中型(金融機関勤務・35歳)

Cさんは平日は情報インプットに集中し、土曜日の午前中3時間をまとめて作業に使うスタイル。週末にまとまった時間を確保できるため、Webサイト制作やサービス設計など大きなタスクに取り組めました。

3人に共通する成功の要素(知・人・金)

  • 知:自分のスキルと業務経験を棚卸し
  • 人:SNS発信や対面で見込み客との関係を構築した
  • 金:初期投資を最小限に抑え、時間を最大の資本にした

ポイント あなたに合った時間の使い方を見つける

個人の状況に合わせた起業準備の進め方

時間管理

「あなたの180日計画」を作る

時間管理の最適解は、人によって違います。家族構成、通勤時間、本業の忙しさ。これらの条件が異なる以上、万能の方法はありません

気になる方は、ぜひ、動画セミナーで学んでみてください!


さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

起業アイデア診断
【起業セミナー】会社員のまま始める起業準備・6ヵ月で起業する!

【動画セミナー】あなたのタイミングで学べる動画版もあります!

ポイント この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます!