記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員として起業準備を進めていますが、実際に独立した後の「収入がゼロになる期間」が怖くて、なかなか踏み出せません。
独立したばかりの最初の数ヶ月は、収入がまったくない状態が続くのが普通なのでしょうか。
もしそうなら、起業準備段階でどんな備えをしておけばいいか、具体的に教えてもらえると助かります。

● 回答
「収入ゼロ期間」への不安は、起業準備を進めるほぼすべての会社員が経験するものです。率直に言いましょう。独立直後の収入ゼロ期間があるかどうかは、在職中の起業準備をどこまで進めたかによって、まったく変わります。
「辞めてから準備する」と収入ゼロ期間が長くなる
収入ゼロ期間が長くなるのは、多くの場合「会社を辞めてから起業準備を始める」というパターンです。辞めた後で商品を考え、顧客を探し始めると、最初の収益が出るまで数ヶ月かかることも珍しくありません。
一方で、在職中から収益活動を始め、最初のお客さんを獲得した状態で独立した人は、収入ゼロ期間がほとんどないか、非常に短いのです。これが、起業準備を「会社を辞めた後」ではなく「在職中」にやるべき最大の理由です。
- 辞めてから準備する → 収入ゼロ期間が発生しやすい(平均3〜12ヶ月という個人差あり)
- 在職中から収益活動を始める → 独立時にすでに顧客・収益がある状態でスタートできる
在職中にやっておくべき「収入ゼロ対策」
まだ会社員のうちにできる備えは、主に次の2方向です。
貯蓄の観点: 生活費の6〜12ヶ月分を独立前に確保しておくことが目安です。この金額に特別な根拠があるわけではありませんが、精神的な余裕が行動の質を変えます。貯蓄があると「早く売上を作らなければ」という焦りが薄れ、顧客との関係づくりに集中できます。
収益実績の観点: 在職中から「すでにお客さんがいる状態」を作っておくことが最大の対策です。月に数万円でも収益活動の実績があれば、独立後の不安は大幅に減ります。
- 生活費の6ヶ月分を目安に貯蓄を確保する
- 在職中に最初の顧客を見つけ、収益実績を作る
- 健康保険・年金の切り替え手順を独立前に調べておく
- 会社員時代の人脈・実績を整理して、独立後の営業材料にする
「怖い」という感覚は正しい判断力のサイン
「収入ゼロ期間が怖い」という感覚は、冷静なリスク認識ができているということです。怖いのに何も準備せず辞めるより、怖いからこそ在職中に準備を固める方を選んでください。
独立の「怖さ」を減らす唯一の方法は、在職中の準備の密度を上げることです。 辞める日を先に決めるより、「この状態になったら辞める」という条件を先に決める方が、焦らず準備できます。
- 在職中の収益活動で月に○万円を3ヶ月連続で達成する
- 貯蓄が生活費の○ヶ月分を超える
- 継続的な顧客が○人以上いる
数字が先、日付は後。この順番で考えると、独立への道筋が現実的に見えてきます。
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