記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員ですが、起業準備として知人経由で業務委託の紹介をいただくようになりました。月数件の紹介がありがたい一方で、内容が単発の作業が多く「これを続けていて大丈夫か」と不安が増えてきました。続けてもよいでしょうか?

● 回答
業務委託の紹介をいただけて喜んだのに、半年後には消耗だけが残った、というケースがあります。私のこれまでの起業支援の経験では、業務委託の紹介を「短期の足場」として使うのか「長期の収入軸」として使うのかで、その後の景色が大きく分かれます。
『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』でも3つのスイッチを取り上げていて、伸びる人は「商品力・発信力・信用力」を同時に育てていきます。業務委託の紹介だけに依存していると、この3つのうち発信力と信用力が育たずに、商品力も外注先のレベルで止まってしまうのです。
紹介を続けてよいケース・避けたほうがよいケース
業務委託の紹介には、続けてよい案件と避けたほうがよい案件があります。判断基準は「自分でなくてもいい仕事か」「契約をストック型に育てられるか」「発信できる事例として使えるか」の3点です。
- 誰がやっても結果が変わらない単純作業の連続発注
- 時間切り売り型で単価交渉の余地がない案件
- 発信できない守秘義務だらけの非開示作業
- 本業スキルが「下請け化」する内容の繰り返し
逆に、自分の実績として発信できて、継続契約に育てられる可能性があり、紹介者を起点に新しい案件が広がっていくものは、続ける価値があります。毎月、引き受けた案件を「発信できるか/継続化できるか」の2軸で振り返り、できないものは段階的にお断りに切り替えてください。
- 過去1ヶ月の案件を「発信できる/できない」で分類
- 「継続契約に育つ可能性あり」の案件の抽出
- 翌月以降の新規受注の選別基準の言語化

紹介はありがたい入口ですが、続けるか止めるかの選択を月1回ご自身で取り戻してみてください。
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