起業に向けたロードマップを教えてください。 会社員が6ヶ月でどう進めるか全体像が知りたいです

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

会社員を続けながら起業準備を始めたいと思っています。ただ、「何から始めて、どの順番で進めるのか」という全体像がまったくつかめません。セミナーに参加したり本を読んだりはしているのですが、バラバラな情報ばかりで、どこにいるのかわからなくなっています。会社員が6ヶ月で起業準備を進めるロードマップのようなものがあれば教えてください。

質問

● 回答

バラバラな情報に振り回されてしまうのは、「全体地図がない」状態で部分部分を拾い読みしているからです。まず6ヶ月という期間を4つのステージに分けた全体像を持つと、今自分がどこにいるかが見えてきます。

起業準備の4ステージ(180日計画)

私が長年の支援の中で体系化してきたのが、6ヶ月を4つのフェーズに分ける考え方です。

ステージ1(1〜30日目):棚卸しと現在地の把握

  • 自分の経験・スキル・得意なことのリストアップ(棚卸し)
  • 「知・人・金」の3要素で現在の準備度を自己診断
  • 目指したい方向性をざっくり決める(完璧でなくてよい)
ステージ2(31〜90日目):商品の仮設計と小さなテスト

  • 「誰に・何を・どんな形で」の商品のたたき台を作る
  • 知り合い数人に無料または低価格で試してもらい反応を見る
  • SNSやブログでの情報発信を小さく始める(週1本からでOK)
ステージ3(91〜150日目):最初の有料販売と修正

  • フィードバックをもとに商品を改善し、初めて有料で提供
  • 価格の設定・支払い方法など販売の仕組みを整える
  • セミナーやコミュニティで同じ方向の仲間を作る
ステージ4(151〜180日目):継続と独立判断

  • 月3〜10万円の収入が安定して入るかを検証する
  • 続けるかどうか・本業を辞めるかどうかを判断する材料を揃える
  • 開業届・口座の分離など事務的な整備を進める

「ステージ3まで進めば、起業を続けるかどうかの判断ができる実績が揃います」という状態が、この設計の目標です。各ステージに区切りを設けることで、「今なにをすべきか」が常に明確になります。バラバラな情報に振り回される人の多くは、ステージの順番を無視して気になったものから手をつけているケースです。

順番が大事な理由

よくあるつまずきのパターンが「ステージ2と3を飛ばして、いきなりステージ4に行こうとする」ことです。商品が決まっていないのにホームページを作る、SNSのフォロワーを増やすことに集中して売る練習を避ける。こういった状態です。

順番には理由があります。棚卸しをせずに商品を決めると、自分の強みが活かされない商品になりやすい。テストをせずに有料販売すると、誰にも刺さらない可能性があります。

バラバラに動くより、今自分がどのステージにいるかを決めて、そのステージでやるべきことだけに集中することが、最短で前進する方法です。

よくある質問

Q.6ヶ月より早く進めることはできますか?

できます。本業の忙しさや家庭環境によって差はありますが、週10時間以上確保できる方なら4〜5ヶ月でステージ4に達する方もいます。ただし焦って飛ばすと後で手戻りが発生するため、各ステージで「次に進んでいい手応え」があるかどうかを確認しながら進めることをおすすめします。

Q.ステージ1の「知・人・金の診断」はどうすればできますか?

知識・スキル(知)、人脈・信用(人)、資金・財務(金)のそれぞれについて、現在の自分の準備度を10点満点で採点します。合計30点のうち25点以上あれば起業に向けた準備が整っている目安です。いずれかが低い場合は、そこを重点的に強化するテーマを探します。起業18フォーラムのセミナーでは、この診断を一緒に進めることができます。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。

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