記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員として起業準備を始めて3ヶ月が経ちますが、まだ一度もお客さんからお金をもらったことがありません。「最初の1円を稼ぐことが大事」と聞きますが、具体的に何から始めればいいですか?
自分のスキルで稼げるか自信がなく、なかなか動き出せずにいます。

● 回答
「最初の1円」は、技術の問題ではありません。ほとんどの場合、勇気の問題です。26年間、60,000人以上の起業相談を受けてきた中で見えてきた現実として、「最初の1円を稼いだことがある人」と「ゼロのままの人」では、起業への向き合い方がまるで違います。
ゼロと1円の間には、想像以上の壁がある
「まず無料でやってみます」という人が多いのですが、これは実は危険な習慣です。無料で受けてくれる人は、有償では動かない場合がほとんどです。また、自分自身も「値段をつける」という感覚が育たないまま時間だけが過ぎていきます。
格安でも有償でやることが、最初の売上を出す鉄則です。「試しに3,000円でやってみる」だけで十分です。その体験が、あなたの商品設計と自信を一気に育てます。
- 知人への「お試し提供」を有償で行う(格安でも価値を試す機会になる)
- スポットでスキルを売る(ビザスク・ストアカ・ランサーズ等の活用)
- 小さなセミナーや勉強会を開催する(参加費1,000円〜3,000円から)
会社員のまま始めることの最大の強み
在職中だからこそ、失敗しても生活は守られています。「うまくいかなくても月給がある」という安全ネットがある状態で試行錯誤できるのは、会社員起業準備の最大の特権です。
1円でも稼いだ経験が積み重なると、「自分の商品が売れる」という事実の証明になります。その確信が次の行動を生み、次の顧客につながります。
- 自分が提供できるスキル・経験を紙に書き出す(棚卸し)
- 「誰に何を届けたいか」を1文で書いてみる
- 信頼できる知人1人に「試しに頼んでもらえないか」と声をかける
「最初の1円を稼ぐ」ことは、起業への扉を開く最初の鍵です。スキルよりも、勇気を持って1歩踏み出すことが先です。応援しています。
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