記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
起業したいという気持ちはあるのですが、何から始めればいいのかわかりません。最初の1ヶ月でやるべきことを教えてください。会社員をしながら準備を進めたいと思っています。

● 回答
その気持ち、よくわかります。「起業したい」という気持ちはあるのに、どこから手をつければいいか迷って、結局何も動けないまま時間だけが経っていく。26年間で60,000人の起業準備を支援してきたなかで、最もよく聞く悩みのひとつです。
結論から言います。最初の1ヶ月でやることは3つだけです。それ以外は後回しにしていい。「全部いっぺんにやろう」という思い込みが、最初の一歩を重くしているのです。
最初の1ヶ月でやるべき3つのこと
まず「何をすればいいか」の前に、1つだけ確認したいことがあります。「どんなことをしているとき、自分は役に立てているという感覚を持てるか?」と、自分に問いかけてみてください。起業の出発点は、この問いへの答えにあります。
- その1:「自分棚卸し」をする(これまでの仕事・経験・スキルを紙に書き出す)
- その2:「起業の目的」を言語化する(「なぜ起業したいのか」を1文で書く)
- その3:「提供できるもの」の仮説を1つ作る(100%完成でなくていい)
この3つだけ。資格を取ることも、ホームページを作ることも、法人設立の手続きも、最初の1ヶ月には不要です。
「自分棚卸し」の具体的なやり方
自分棚卸しとは、自分がこれまでの人生・仕事でやってきたことを全部書き出す作業です。特別なスキルがなくていい。「会社員の日常経験が最高の発信ネタになる」というのは、同時に「会社員の日常経験が起業ネタになる」ということでもあります。
- これまでの職務経歴で「困っている人を助けた経験」
- 同僚や部下から「ありがとう」と言われた場面
- 趣味・プライベートで「人より詳しい・得意」なこと
- 「これは自分でなければできない」と感じた仕事の場面
この作業で浮かんできたキーワードのなかに、あなたの起業テーマの種があります。
「起業の目的」を言語化する重要性
「月30万円稼ぎたい」「会社を辞めたい」、これらは目的ではなく、手段です。大事なのは「なぜ起業したいのか? 起業することで、誰のどんな役に立ちたいのか?」という問いへの答えです。
この目的が曖昧なまま進んでしまうと、途中で方向を見失います。逆に、目的が明確な人は、どんな困難があっても立て直しが早い。この差は非常に大きいのです。
- 悪い例:「お金のため」「会社が嫌だから」「自由になりたい」
- 良い例:「転職に悩む30代に、キャリアの選択肢を増やす手伝いがしたい」
- 良い例:「料理が苦手な共働き夫婦に、毎日の食事の不安を解消する方法を届けたい」
最初の1ヶ月は「考える時間」です。行動するのは2ヶ月目から。焦る必要はありません。まず紙とペンを出して、自分棚卸しから始めてみてください。それがすべての出発点です。
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