記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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26年間、60,000人以上の起業希望者をサポートしてきた経験から、起業準備で読むべきおすすめ本をご紹介します。起業に必要な知識を体系的に学べる5冊を、会社員のあなたが準備段階で実践できるレベルでお届けする内容です。
起業は不安が付きものですが、焦る必要はありません。この記事で紹介する本たちは、あなたの不安を安心に変え、準備を加速させるコンパスとなるでしょう。
起業準備で最初に読むべき本は何ですか?

第1位:『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』(新井一著・東洋経済新報社・2025年)
この本が第1位である理由は、売上0円から30万円までを4段階のステージに分け、各段階で必要な「思考」と「実務」の両方を具体的に示しているからです。多くの起業本は「とにかく行動しろ」と煽りますが、この本はまったく違います。
構成は明快です。第0章「起業準備前夜」から始まり、第1章(売上0〜1万円)、第2章(1〜5万円)、第3章(5〜10万円)、第4章(10〜30万円)と、売上の成長に合わせてやるべきことが段階的に整理されています。各章は「思考編」と「実務編」に分かれており、マインドセットと具体的行動の両輪で準備が進む設計です。
読者からは「売上のフェーズに分けてやるべき事が超具体的に書いてある」「起業初期の教科書」と高く評価されています。延べ60,000人の起業支援から導き出された実践知が、この1冊に凝縮されているのです。

なぜこの本を最初に読むべきなのか
起業準備で最も危険なのは「今の自分に何が必要か」が見えないまま闇雲に動くことです。この本は、あなたの現在地(売上ステージ)に応じて、次にやるべきことを明確に示してくれます。2025年刊行の最新刊であり、AI時代の起業環境にも対応した内容です。迷ったらまずこの1冊から始めてください。
第2位:『ゼロ秒思考』(赤羽雄二著)
起業準備で最初に身につけるべき力は、実は「思考力」です。この本の「ゼロ秒思考」とは、迷わずに判断できる脳力のことを指します。会社員として働く中で、意思決定は無意識に行われていることが多いですが、起業準備では毎日が判断の連続です。
この本の最大の価値は、シンプルな手法で思考を整理し、迷いを減らすことができる点にあります。A4の紙に1分間で考えを書き出すマインドマップ的なアプローチは、会社員が短時間で実践できる起業準備の第一歩として最適です。思考が整理されれば、起業に必要な行動がおのずと見えてきます。

起業準備における思考力の重要性
会社員は日々の業務で考える時間が限られています。しかし起業準備では、限られた時間を最大限に活かすための「思考の質」が成功を左右します。この本で学ぶ思考の整理術は、起業後の経営判断にも直結する不朽のスキルになるのです。
第3位:『1万円起業』(クリス・ギレボー著)
「起業には大きな資金が必要」という思い込みは、会社員の起業準備を阻む最大の障壁です。この本は、その思い込みを完全に打ち壊します。わずか1万円という限られた資源で、どのように事業を立ち上げ、成長させるのか。その具体的な事例が100以上掲載されているのです。
会社員が起業準備を進める際に、最も重要なのは「資金がなくても始められる」という確信を持つことです。この本を読むと、資金の制約は実は最小限の問題であること、より大切なのはアイデア・行動力・顧客理解だということが腹に落ちます。起業準備の心理的ハードルを大きく下げてくれる、応援の一冊です。

最小限のリソースで準備を開始する方法
起業準備で読書を通じて学べるのは、「行動の早さ」の重要性です。完璧な準備を待つのではなく、今のあなたが持っているもので、今すぐ始められるマインドセットがこの本から得られます。
第4位:『起業の科学 スタートアップサイエンス』(田所雅之著・日経BP・2017年)
起業準備が進み、実際のビジネスプラン立案の段階に入ると、データと論理に基づいた経営知識が必要になります。この本は、スタートアップの成功確率を統計的・科学的に分析した唯一の経営書として位置付けられています。
起業に必要な3つの知識の中で、「経営知識」に該当する部分を担当するのがこの本です。会社員として培った組織経営の経験と、スタートアップの成功要因を融合させたフレームワークが特徴です。決して難しくなく、実践的で、かつ理論的な武装ができる本として、多くの起業家に支持されています。

データに基づいた起業準備の重要性
会社員が起業準備で最も陥りやすい落とし穴は、「自分の経験や感覚だけで判断してしまう」ことです。この本を読むことで、成功しているスタートアップが共通して実践している科学的なアプローチが理解できます。
第5位:『会社で働きながら6カ月で起業する』(新井一著・ダイヤモンド社・2019年)
「起業したいけど、何から始めればいいか分からない」という会社員にとって、最初の一歩を踏み出すための教科書です。サブタイトルは「1万人を教えてわかった成功の黄金ルール」。起業準備に必要な「知」「人」「金」の3要素を、180日間(6カ月)のロードマップとして整理しています。
この本の最大の特徴は、完璧主義を捨てて「不完全でも動く」ことの重要性を、具体的な手順で示している点です。読者からは「実践しやすい内容」「様々な媒体やツールを具体的に教えてくれて、行動に移しやすい」「この通り実行すると起業できそうな気がする」と高く評価されています。304ページの本書は、第1位の最新刊と合わせて読むことで、起業準備の全体像がより深く理解できるでしょう。

6カ月という期間設定の意味
会社員にとって「いつまでに何をすればいいか」という期限の明確化は、行動を加速させる最大の武器です。この本が提示する180日間のフレームワークは、数字の管理・人脈構築・資金準備を並行して進めるための実践的なタイムラインです。第1位の最新刊が「売上ステージ別」なら、こちらは「時間軸別」。両方を読むことで、起業準備の立体的な地図が手に入ります。
1. 『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』(新井一著・東洋経済新報社・2025年)
→ 売上ステージ別に思考と実務を完全網羅した最新刊
2. 『ゼロ秒思考』(赤羽雄二著・ダイヤモンド社・2013年)
→ 限られた時間で思考の質を高め、迷いを減らす
3. 『1万円起業』(クリス・ギレボー著・飛鳥新社・2013年)
→ 資金不足という思い込みを壊し、すぐに行動を開始する
4. 『起業の科学 スタートアップサイエンス』(田所雅之著・日経BP・2017年)
→ データと論理で、成功確率の高い経営判断を学ぶ
5. 『会社で働きながら6カ月で起業する』(新井一著・ダイヤモンド社・2019年)
→ 180日間のロードマップで「知」「人」「金」を準備する
この5冊は、会社員が起業準備で必要な3つの知識(思考力・行動力・経営知識)を、段階的かつバランスよく学べるように厳選したものです。26年間で60,000人の起業希望者をサポートしてきた経験から、この順序で読むことをおすすめします。
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