記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
アパレル勤務の女性です。
カフェで面談し、ファッションのアドバイスを行う個人向けスタイリストで起業しようとしています。なりたい外見イメージをカウンセリングし、スタイリングを相談後に、お客様に合ったショップをセレクトします。
先日、とあるファッション系WEBメディアから、男性向けファッションの記事を書いて欲しいと依頼を受けました。
先方は執筆者として、顔写真やプロフィールも掲載したいとの意向なのですが、会社にバレてはいけないので躊躇しております。その場合、どのように説明するべきか、まだ副業であることを先方に言うべきかなど、迷っております。
或いは、こういったチャンスが来た時には思い切って飛び込んでしまって、バレたら仕方ないと考えた方が未来につながるのでしょうか?
● 回答
アクセスの多いメディアに出ることはとても貴重な機会ですね。スタイリストは競合も多いですから、ブランディングは欠かせない活動になりますし、起業する身としては、何としても掴みたいチャンスであると思います。
今の検索エンジンは、誰が書いた記事なのか、監修している人が専門家なのかを厳しくチェックして上位表示の判断材料にしています。有名メディアに名前が出ていれば、今後、質問者様が書くご自身のブログなどにも好影響があることでしょう。
とは言え、会社にバレるリスクを考えると、簡単には決められませんね。実際のところ、思い切って出してしまう人が20%、チャンスを見送る人が80%くらいの感覚を持っています。私のくちから「こっちにしてください」とは言えません。皆さん事情が違いますからね。
顔は似顔絵、名前はビジネスネームなどの妥協点もありますが、悩ましいところです。
先方にまだ副業でやっている旨を伝えて、妥協点を探るのはアリだと思います。今更偏見を持っている人はいないでしょうし、そうであればお断りしてしまって良いと思います。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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