記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
女性の私が起業をしたいと言うと、周りから無理だと言われます。そんな言葉を聞くと見返してやりたいと思うのですが、現実として、収入が得られるのか不安になります。
世の中の中小企業では、未だ、女性は管理職になれない慣習があったり、給料のベースが低かったりしますが、起業でも同じようなガラスの天井があるのでしょうか?
● 回答
世の中の中小企業では、未だに女性社員を「女の子」と呼び、管理職は名ばかり、という会社も多く見られます。ですが、起業に関しては性別など一切無関係です。
確かに中小企業では、社員がすぐに辞めてしまったり、時短勤務や休職を希望されると、シフトや人件費の負担が厳しいという現実もあります。ですが、起業の世界では、仕事のペースも執務時間も、それこそ廃業も自分で決めることですので、性別によって不利になることはないのが原則です。
ここで原則と言ったのは、相手(取引先)が古い体質の会社の場合には「女性じゃなくて男性の責任者はいないのか?」などと言ってくる可能性はゼロではないということです。「女性だからといって舐められたくなかった」と過去を振り返る女性起業家も実際にいます。
周りの人が反対する理由は、性別以外にもあるかもしれません。起業に挑戦したことがない人たちは、心配して反対もします。実際に起業したことがある、または、それに向かって動いている人たちの話を聞いてください。不安が希望に変わると思います。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全12冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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