
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:
● 質問
特にスキルがないので、買い物を代行するサービスをしたいのですが、成り立つでしょうか?
高齢の方や忙しい方、小さなお子さんがいる家庭など、買い物に不自由している方の手助けができればと思っているのですが、こうしたサービスはビジネスとして可能性があるのでしょうか?
● 回答
かつては、スーパーマーケットやドラッグストアが近くにない地方や過疎地域において、「買い物代行」は地域課題を解決する手段として注目されていたことがあります。
特に高齢者や交通手段のない方にとっては、大変ありがたいサービスとして機能していました。
しかし現在では、Amazonや楽天をはじめとするネット通販の発達により、生活必需品を自宅にいながら入手できる環境が整っています。
そのため、「ただ買い物を代わりにするだけ」のビジネスモデルでは、よほどの地域的条件やターゲット層の明確化がない限り、安定した収益を上げるのは難しくなってきているのが現実です。
もし「今すぐ」「スキルがない状態で」「少しでも収入を得たい」ということであれば、同じく“買い物を届ける”という意味で、「Uber Eats」や「出前館」「Wolt」などのフードデリバリーサービスに登録して働く方が、仕組みも整っており始めやすいです。
アプリ経由で依頼が届き、報酬もシステムで管理されているため、個人で集客する必要がなく、初期費用も少なく済みます。
買い物代行に限らず、何でも屋さん的なサービスとして展開していくのも一つの方法です。
- 草むしりや電球の取り替えなどの軽作業
- 引っ越しの手伝いや掃除などのスポット作業
- 子どもの送り迎え、話し相手といった日常のサポート
高齢者を対象とする場合、ネットでの集客は効果が薄いため、ポスティングやご近所への直接の声かけ、町内会との連携など、アナログな方法が中心になります。
ただ、この方法は継続的な時間や対応力が求められるため、副業として取り組むにはやや負担が大きいかもしれません。
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