【起業編】ひろゆきの語録5選~起業する前に知っておきたい名言をご紹介!

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

「ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない」

匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」を開設したひろゆきさん(西村博之氏)は、ご著書「1%の努力」の中で、明言を連発されています。
 

1%の努力

「ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない」これはエジソンの有名な言葉「99%の努力と1%のひらめき」について解説したもので、1%のひらめきがないと99%がムダになってしまうと警告しているものです。

ただ一般的にこの言葉は「努力を積み重ねていけば必ず道は開ける」と理解されていると思いますが、そうではないというのです。この本の企画は「耳障りの良い言葉だけが広まると、不幸な人を増やしかねない」という思いから始まったというのです。
 

実に興味深く、また学びが多いです!
 

ここでは、論破王としても有名なひろゆきさんの名言や語録をご紹介し、どのように起業に繋げていけばいいのか、あなたと一緒に考えていきたいと思います。
 

ポイント 人生に「生きる意味」は存在しないと考えている

ひろゆき語録・名言をご紹介

人生
 

これは、命の尊さという観点で話をしているのではなく、動物や虫、細菌などと同じように一つの生命体と捉えたときに、別に意味があって生きているものではないということです。なので、ひろゆきさんは、生きる意味なんてないのだから、死ぬまで楽しく暮らしたいと考えているとのこと。

生きる目標として「幸せを増やすこと」に重きをおくことが大事だというのです。

多くの人は生活するために仕事し、苦しくても我慢することが当たり前と考えていると思います。でも考えれ見れば、確かに、そのような中で働き続けても、自身が成長することはありませんし、ひろゆきさんが言われるように楽しく暮らすことはできないですよね。

私自身は、自分らしく生きるために起業を選択しましたし、そうする方がとても増えていることを実感します。確かに、良いことばかりではありませんが、自分が本当にやりたかったことを仕事にすることができるので、会社員時代よりは、楽しく暮らすことができています。
 

ポイント 自分の価値を高める仕事をしよう

ひろゆき語録・名言をご紹介

資金の計画
 

少し前に「老後2000万円問題」がクローズアップされたこともあり、お金に対する不安を感じられた方は多いのではないでしょうか?

しかし、ひろゆきさんは「お金を持っても大して人生は変わらない」と言われています。その理由は、お金は値段がついているものを得られるだけだから、ということです。

お金にこだわるだけよりも、大事なのは自分に価値が貯まっていく仕事ができているかどうか。私もとっても共感します。たとえば、起業準備中は、新しく始めたビジネスからの実入りはゼロどころかマイナスです。そこで「全然儲からないじゃないか」と考えるのはちょっともったいないと思います。

その経験の価値はとてつもなく大きいもので、後で事業が花咲いたときに、収入はもちろん、自分の評価、価値も高まっているはずです。ただお金が欲しいのなら、アルバイトで時給を貰えば良いのです。
 

ポイント チャンスというのは、突然やってくるもの

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ガッツポーズ
 

「頑張ればなんとかなるかもしれない」と言う考えは、意外に危険だとひろゆきさんは言います。それは人生に訪れるチャンスを掴み損ねる可能性があるからです。

「幸運の女神には前髪しかない」というたとえ話があります。幸運の女神は、出会った人が掴まりやすいように髪を前にたらしているのですが、通り過ぎた後は掴むことはできないように後ろ髪はないというものです。

ある日、突然知人から「起業した」という話を聞かされて「君もやってみない?」と誘われることがあるかもしれません。それをチャンスと捉えるかどうかは、自分自身に余裕があるかどうかで決まるものだとひろゆきさんは言います。

ここでいう余裕は、学びや行動によって得ることができます。私的に表現するなら「準備が出ているところに女神が現れる」ということです。たとえば、自分が起業に興味を持っていて、本で学んだり、起業セミナーに参加している時に「起業してみない?」と誘われたら、前向きに検討できる可能性が高くなります。

どこでどのようなチャンスがあるかも分かりませんので、チャンスが訪れたときのために、知識を拡げたり、情報のアンテナを張っておくことはとても大事なことです。
 

ポイント 自分にとっての「大きな岩」はなんだろう?

ひろゆき語録・名言をご紹介

講義
 

これは「投資の神様」と呼ばれているウォーレン・バフェットが学生の前で講演したときの話を、ひろゆきさんが紹介したもの。どのような講演だったのかご紹介しましょう。

バフェットは、大きなツボがいっぱいになるまで岩を積めた状態にして「このツボは満杯か?」と学生に質問します。学生は「はい」と答えますが、バフェットは岩のすき間に砂利を流し込んで埋めていきます。

そしてさらに「このツボは満杯か?」と質問します。学生は「多分違う」と答え、バフェットは笑顔で岩と砂利のすき間に砂を流し込んでいきます。その状態で「このツボは満杯か?」と質問します。学生は「いや」と答えます。バフェットはツボの淵までなみなみと水を流し込んでいきます。
 

ポイント
 

ここでバフェットが学生に教えようとしていることは「まず大きな岩を先に入れる必要がある」ということ。最初から水を入れてしまうと、すでに何も入る余地がなくなってしまうのです。

このバフェットと学生とのやり取りを引用したうえで、ひろゆきさんは「自分にとっての『大きな岩』はなんだろう?」と常に問いかけておく必要があると言います。

たとえば、家族との時間がもっとも大切だと考えていれば、家族との時間を有効に活用できる仕事に就くようになります。年に一回は家族で海外旅行に行くことが大切だと考えていれば、休みが取りやすい職場であることが必要でしょう。

自分の好きなことをしたいと考えるのであれば、そのようながことが可能になる仕事をデザインするということです。大切なのは、私たちにとって大きな岩が何なのか考えることですね。
 

ポイント 自分はどこのゴールに向かっているか?

ひろゆき語録・名言をご紹介

ゴール
 

ひろゆきさんは、漠然と「こうなっていればいいな」というぐらいで良いから「ゴールを持っておくこと」を勧めています。ゴールがあると漠然としたものでも、向かっていく方向がはっきりするからです。

たとえば「仕事を退職して起業したいな」と考えているのであれば、まず漠然とでも「5年以内に起業しよう」などと考えておくのです。起業するという目標が決まっていれば、準備を進めておくことができます。もちろん、会社を辞める必要はありません。

目標を持つことで、何がやりたいのか、何で起業したいのかは次第に明らかになっていくでしょう。現在の仕事に不満を持っているのであれば「営業はやりたくない」とか「お客さんに直接関わる仕事がしたい」などと、自分らしくいるための働き方も認識できるのではないでしょうか。
 

ポイント まとめ

ひろゆき語録・名言をご紹介

40代
 

独特の考え方を持っているひろゆきさんですが、その中でも起業に関する語録・名言をご紹介しました。私の解釈ですので、もしかしますと「こいつ無能」と切られてしまうかもしれません(^^;

私は、幸せの総量を増やすためにも、自分の価値を高めるためにも、働き方はとても重要だと考えています。チャンスを掴むためにも、しっかりと学んで準備を整え、漠然としたものでもゴールに向かって進んでいくことが大切と信じています。

私も頑張ります。一緒に一歩踏み出してみませんか?


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全11冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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