記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
起業準備を始めてから半年ほど経ちますが、セミナー代・書籍代・会計ソフト代・名刺作成代など、気づけば月に3〜4万円使っています。これが適切なのかどうかわかりません。
何にお金をかけるべきで、何を節約すべきかの基準を教えてください。貯金を崩してまで続けるべきか迷っています。

● 回答
月3〜4万円の支出が多いかどうかは、「その支出が収入につながっているか」で判断します。起業準備の支出の基準は「この出費で最初の顧客に近づけるか」の1点です。そうでない支出は、今は不要な可能性があります。
起業準備で優先すべき支出とそうでない支出
お金をかけていい支出の基準
- 商品やサービスを提供するために直接必要なもの(道具・ソフト・材料)
- 最初のお客さまを見つけるために使う場(交流会参加費・チラシ等)
- スキルを直接上げるセミナー(受講後に「何をするか」が明確なもの)
今は後回しにしていいもの
- 高額な名刺やロゴ・ウェブサイト制作(最初はシンプルなもので十分)
- 「なんとなく役立ちそう」な資格・セミナー(目的が曖昧なもの)
- オフィスや作業スペースの借用(在宅や無料スペースで始められる段階では不要)
「学びへの投資」と「気持ちよくなるための支出」を区別する
セミナーや書籍への支出は、それ自体は有意義です。ただし、「学んだ気持ちになる」ことに課金してしまっている場合は注意が必要です。セミナーに参加した後に何も変わらない、本を読んだだけで行動していない、という状態が続いているなら、学習の量より行動の量を増やすほうが先です。
起業準備のお金は「試すための費用」として使うべきです。試した結果、何がうまくいかなかったかを知るための支出は価値があります。
貯金を崩してまで続ける必要があるかという問いについては、現時点の月次支出と収入を比較してみてください。支出が収入を大きく上回っているなら、支出の見直しと同時に「最初の収入を出す」ことを最優先にシフトすることをすすめます。
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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全13冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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