記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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会社員から起業を目指すとき、多くの人が漠然とした不安を感じています。その不安、よくわかります。26年間、60,000人以上の起業希望者をサポートしてきた経験から、会社員が最初にぶつかる障害と、その乗り越え方をお伝えします。
会社員が起業を考えたときにぶつかる「7つの壁」とは

著書『起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?』で紹介した「起業の7つの壁」。会社員が起業準備を始めるときに、ほぼすべての人がこれらの障害に直面します。
壁は以下の通りです。
①お金がない 起業資金をどうするのか
②スキルがない 自分に実務的なスキルがあるのか
③アイデアがない 何をビジネスにするのか決められない
④自信がない 本当に自分にできるのだろうか
⑤今じゃない 今のタイミングで起業してよいのか
⑥何から始めたらいいかわからない 準備の順序が不明確
⑦時間がない 仕事をしながら準備する時間がない
35~45歳の会社員の方からよくお聞きする悩みです。しかし、ご安心ください。これらの壁は、正しい方法を知ることで一つひとつ乗り越えられます。
最も高い壁「お金がない」と「スキルがない」を壊す方法

多くの起業希望者が感じる「最大の不安」は、この2つです。
お金がないという不安への対策
起業に必ずしも大きな資金は必要ではありません。小資金で始める事業を選ぶことが重要です。現在は、パソコン1台で成立するビジネスモデルが増えています。コンサルティング、オンライン講座、ライティング業務など、人的資本を活かす事業であれば、初期投資を最小限に抑えられます。
また、「貯蓄から始める」という選択肢だけではなく、「準備期間中に小さなビジネスで資金を作る」という方法もあります。
スキルがないという不安への対策
「自分には起業に必要なスキルがない」という不安は、実はスキルの定義が曖昧だから生じています。実務スキルは後付けできます。むしろ大切なのは、「その分野で一定期間の実務経験がある」「顧客ニーズを理解している」といった基礎的な要素です。
会社員経験そのものが、実は大きな資産なのです。
⚠️ よくある落とし穴
「完璧なスキルを身につけてから始めよう」という考え方は危険です。準備期間が無限に延びてしまい、結局起業に踏み出せません。
「3つのチェック」でアイデアを検証する

起業を考えたときに重要なのが、「このアイデアは本当に実現できるのか」という検証です。著書で紹介した「3つのチェック」を活用してください。
起業準備のための3つのチェック
①一人で始められるか 必要な人員、初期投資なしで開始可能か
②一人で続けられるか 事業展開のとき、規模を拡大する必要がないか
③大きなお金がかかりませんか 事業運営のランニングコストは最小限か
これら3つにすべて「はい」と答えられるビジネスであれば、会社員のままでも準備が進められます。失敗のリスクも低いのです。
壁を乗り越えた会社員の実例

Bさん(42歳、当時は経理職)の事例をご紹介します。
Bさんは「漠然と起業を考えていたものの、何をしたらよいか全く分かりませんでした」と話します。26年の会社員経験があり、経理スキルと家計管理の知識がありました。しかし「起業準備の具体的な方法」が見えず、行動できていなかったのです。
3つのチェックを実施したところ、「家計コンサルティング事業」というアイデアが浮かびました。初期投資は最小限、一人で始められ、顧客ニーズも明確でした。準備期間は約6か月。現在は月3~5件のコンサルティング案件を抱え、年100万円以上の売上を実現しています。
Bさんの成功の鍵は、「壁を理由に進まない」のではなく、「壁の乗り越え方」を学んだことでした。
次の一歩を踏み出すために

起業の7つの壁は、一人で乗り越えるには心理的な負荷が大きいもしれません。しかし、正しい知識と実例があれば、道は開けます。
現在、起業準備のプロセスをステップバイステップで学べるセミナーを開催しています。「今、本当に動き出してよいのか」「何から始めたらいいのか」という漠然とした不安を、具体的な行動計画に変えるものです。
あなたも、「考えているだけ」から「動く準備」へ。その一歩が、今この瞬間かもしれません。
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