
記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:
● 質問
自分一人ではこなせない業務が増えてきて困っています。
というのも、時間もスキルも足りず、誰かの手を借りたい仕事が山のようにあるのですが、頼れる知り合いもいませんし、信頼できる外注先やパートナーも見つかっていません。
こうした状況で、どのようにして「お願いできる人」や「外注先」を見つければよいのでしょうか?
● 回答
手っ取り早く外注先を探す方法として、やはり有力なのはクラウドソーシングサービスの活用です。
副業で活動している人や、専業のフリーランスなど、多様なスキルを持つ登録者が非常に多く、こちらが仕事を発注すれば、すぐに対応してくれるケースも多々あります。
ただ、途中で連絡が取れなくなってしまったり、質の低い成果物を納品されてしまうリスクもゼロではありません。実際、私自身も何度かそのようなトラブルを経験しています。
そのため、最初から「この人にすべて任せよう」と思い込むのではなく、まずは小さな案件からお願いして、少しずつ信頼できるパートナーを見つけていく姿勢が大切です。
「テスト発注」という感覚で始めてみると、失敗を最小限に抑えられるでしょう。
ちなみに、起業を目指す人にとっては、クラウドソーシングに自分自身を登録して仕事を請けるのは、あくまで「最初のステップ」にとどめておくのが理想です。というのも、こうしたプラットフォームは価格競争が非常に激しく、特にAIや副業で安価に対応できる人と比較されてしまうと、なかなか太刀打ちできません。
将来的には、自分自身の「ブランド価値」や「発信力」を高めて、プラットフォームに頼らずにお客様を獲得できるような、独自の営業ルートや顧客開拓の仕組みを整えていくことが、安定した事業運営には欠かせません。
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