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11月22日は「いい夫婦の日」。この時期に発表されるのが「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」です。
今年は、俳優の渡辺徹さんと女優でタレントの榊原郁恵さんご夫婦に加え、AIG損害保険株式会社 代表取締役社長 兼 CEOのケネス・ライリーさんとデビーさんご夫婦が選ばれました。
企業部門から選ばれたケネスさん、デビーさんご夫婦は、結婚18年目。企業経営者と弁護士というどちらも多忙な生活の中、夫婦の時間を大切にしながらコミュニケーションを深めたことが、今回の受賞につながっています。
今回は、夫婦の時間と起業について考えたいと思います。
いい夫婦は時間の共有がうまい
裁判所に離婚調停を申し立てる夫婦で一番多い原因は「価値観の違い」だそうです。ここには時間的なすれ違いを繰り返した結果、パートナーの価値観を理解できなくなったことが含まれます。
一生添い遂げようと結婚したはずなのに、いつの間にか心が離れていくのは辛いこと。実際に離婚を選択した方の話を聞くと「夫婦で向き合う時間を大切にしていればよかった」との発言をよく聞きます。
一方、今回受賞されたケネスさん、デビーさん夫妻のように、多忙でありながらも夫婦関係が円満なところも多くあります。夫婦の時間を充実させ、お互いを理解しながら、尊重し合っていることでしょう。
2人の時間を充実させるには、長さよりも質が大切です。しかし、根本的に時間が足りないご夫婦も多いのが日本社会の実情なのかもしれません。
夫婦の時間を増やすのに最適な起業
そこで提案したいのが、起業して夫婦の時間を増やすことです。起業するとより多忙になり、夫婦の時間はなくなるのではないか、と考える方も多いかもしれません。もちろん、起業する業種や仕事のやり方によっては、仕事の時間は増えるでしょう。
しかし、サラリーマンとして働かされている時と違い、起業すれば自分で時間をコントロールしやすくなります。この違いは大きい。夫婦でランチをするなど食事の機会を増やしたり、時間を調整して家を出る時間を一緒にしたりと、夫婦の時間を増やし会話量を増やすことが自分の力でできるのです。
コミュニケーションの基本は会話。最低限の時間がなければ伝えるべきことすら話せず、関係性はぐらついてしまいます。そして、気がつけば埋めようがない状態になっていたという最悪なケースはなくなります。
いい夫婦を目指せる業種TOP3
では、いい夫婦を目指せる業種とは、どのようなものがあるでしょうか。ここでは3つ挙げてみます。
クリエイティブ系フリーランス
クリエイティブ系フリーランスとは、デザイナーやディレクター、ライター、プログラマー、イラストレーターなど。基本的に在宅でできる仕事であり、また自分で時間をコントロールしやすい仕事でもあります。
作業に飽きたからと気分転換を兼ねて家事をしたり、パートナーにあわせて食事時間を調整したりすれば、双方にとってメリットは大きくなります。
サロン経営
サロン経営とはヘアサロンや脱毛サロン、ネイルサロンなど、主に美容系の店舗を指します。最近はひとり起業で訪問美容専門で開業したり、シェアスペースを借りて行う無店舗型を選択したりする人も増えています。
女性ならば専門的な美容の知識が増えることは、自分のためにもなり、楽しい仕事になるでしょう。男性も、パートナーをより美しくすることができるのは、幸せなことのはず。
以前、ご主人が美容院をオープンし、奥さんがママ友さんに声をかけたことでオープン当初から経営が安定したという例がありました。パートナーが店舗の運営そのものに関わらなくても、一番近くにいるファンとして口コミをしてもらえるのは心強いものです。
フランチャイズ加盟
フランチャイズ加盟と言っても業種は様々です。共通しているのは、ノウハウがなくてもある程度のガイドラインを示してもらえる点。どの業種で起業するにしても、最初はから経営が上手くいくことは稀です。美味しい料理を作れても、それだけでずっと人気店ではいられませんよね。
収益を出すには集客力が重要です。フランチャイズに加盟すれば、毎月ロイヤリティを払うことになりますが、これが本部の運営資金になります。このロイヤリティこそ、本部の集客ノウハウであったり、看板(ブランド)力の使用料というわけです。
もちろん、立地やその他条件にも寄りますが、失敗率を減らすことができますので、50代を増えた夫婦が起業して生きていくなら、考えてみても良い起業スタイルでしょう。
まとめ:起業により夫婦関係が新たな方向を見出す可能性もある
起業は、時間のコントロールをしやすくなるので、夫婦の関係性を高めるのに一役買ってくれます。時には、愚痴を聞いてもらったり、必要なアドバイスがもらえたり、より強い絆を築けることにつながるでしょう。
サラリーマンとして、毎朝同じ時間に出発し、夜はお付き合いで帰宅も遅くなりがち。週末は疲れて、一緒にでかけることもままならない・・・。そんな状態なら、これからの長い人生でより夫婦の時間を作る方法、理想的な2人の働き方について話し合ってみるのも「いい夫婦の日」の良い過ごし方ではないでしょうか?
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