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最近、起業の「学び」にお金を使わないで! というお話をよくしています。その理由は簡単で「起業した後の方がお金がかかって大変だから」です。
ホームページ、広告宣伝などの集客コスト、食事や手土産などの人脈のためのコスト、もちろん家賃などの固定費。その金額はどんどん大きくなります。
だから「学び」にお金を使うのはもったいないのです。もちろん、融資を受けるのでしたら、その考え方は必要ないのですが、住宅ローンやオートローンなどがあって、カードローンで講座費用を払って、さらに、事業への投資のために借り入れとなれば、結構大変なのでは・・・。
それでもやっぱり、お金が嫌い?
資金がない会社は、すぐに倒産してしまいます。資金とは、現金や会社の預貯金(普通預金・当座預金・郵便貯金・定期預金など)という意味です。資金がないと、取引先への支払いができません。資金を調達して支払うこと、このやり繰りを資金繰りと言いますが、苦労している人は多いと思います。
支払いが滞ると信用を失ってしまいます。催促されるのも苦しいですし、人間関係も壊れていきます。人生はお金が全てではありませんが、会社経営はお金がやっぱり必要なのです。
え? 自分は資金がかからない起業をするから関係ないですって!?
そんなことはありません。ゼロ円、1円起業というキャッチはあるのですが、実際はいろいろかかります。会社には現金が必要です。
お金の話をする人が嫌い!と言われる世の中だけど・・・
利益が出ているのに、現金がないという事はよくあることです。これは、会社の収益や費用は現金の出入りには関係なく、会計上の事実の発生によって認識するために起こります。実際に手元にある現金と利益が一緒であるとは限らないのです。
こういった事態を避けるために、資金繰予定を管理することが重要です。起業準備をする段階の人はお金が嫌いな人も多い。「お金の話ばかりする」と批判されることもありますが、経営はお金、資金繰りそのものでもあります。雑音は無視して、しっかりとお金とお付き合いをしましょう。
資金繰予定の管理とは、現金の出入りと取引内容を記録し、内容を把握しておくことです。現金の過不足を予測し、資金を調達したり、支払いを先送りしたりするなどを行います。財務部長がいれば楽になる仕事でもありますが、まずは社長となるあなたがこれをきちんと管理できるようにしておきましょう。
私はいつも、起業準備に「お金を使うな」と言い続けています。ですが、会社員の方はお金を使うことが大好きです。やれ資格だ勉強だと言って、お金を「消費」してしまいます。 違うんです! 起業後に使えるインフラに投資をしないといけないのです。そして、現実的には、いちばんお金が必要になるのが、起業後1年目です。起業1年目は無収入の期間が長くなります。「売上=収入」ではありません。回収まで何ヶ月もかかります。さらに、前年の税金、設備投資、広告費などの先行投資、そして生活費、もういくら現金があっても足りない... 起業1年目にかかる費用の明細を公開! お金がかかる! - 起業18フォーラム |
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