記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員として働きながら起業準備を進めてきたのですが、ここ2ヶ月ほど本業が非常に忙しく、起業準備に使える時間がほぼゼロになっています。帰宅は毎日22時過ぎで、週末も出勤が続いています。
この状況が続いてしまうと、せっかく始めた起業準備が完全に止まってしまいそうで焦っています。
忙しい時期はどう過ごすべきでしょうか? 繁忙期が明けたら再スタートする、という考え方で大丈夫ですか?

● 回答
「繁忙期が明けたら再スタート」という考え方は、ひとつ注意が必要です。繁忙期の次はまた別の忙しい時期が来ます。「繁忙期が明けたら」は、永遠に来ないことが多いのです。
ただ、忙しい時期に無理に大きな行動をしろという話でもありません。この時期の「正しい過ごし方」があります。
繁忙期の起業準備は「維持」を目標にする
忙しい時期に「前進」しようとすると、消耗します。繁忙期の目標は「前進」ではなく「習慣を維持すること」です。
週に1回、10分だけでも起業準備に関する何かをすること。これが繁忙期を乗り越えた後の「再スタートのコスト」を大幅に下げます。完全にゼロにした状態と、週1回10分続けた状態では、繁忙期明けの再起動速度が全然違います。
- 通勤電車の中で起業準備に関する記事を1本読む
- 週末の朝10分だけ、アイデアメモを見返す
- 本業の仕事の中で「起業準備で活かせること」を探す視点を持つ
「本業の繁忙期」は起業準備の「観察期間」でもある
繁忙期には気づきがあります。本業で忙しくなる場面、自分が得意なこと、苦手なこと、同僚との比較で見えてくる「自分にしかできないこと」。これは起業のタネです。
意識して観察するだけでいいです。「この仕事の何が好きか」「なぜ自分はこれが早いのか」「顧客がいつも困っているポイントはどこか」。これを言語化するだけで、繁忙期が「起業準備の素材収集期間」になります。
ただし、意識し過ぎて本業のパフォーマンスを落とすのは避けてください。本業を疎かにすると信用を失います。会社員でいる間の信用は、起業後の人脈に影響します。
繁忙期明けに「すぐ動ける準備」だけしておく
今の繁忙期に大きな行動をしなくていいです。でも、繁忙期が終わったらすぐ動ける準備だけはしておきましょう。
- 「繁忙期明けにやること」をリストにして保存しておく
- 気になったキーワード・アイデアをメモアプリに放り込んでおく
- 参加したいセミナーを調べてカレンダーに入れておく
「繁忙期が明けたら動く」ではなく「繁忙期が明けたらすぐ動ける状態を今作っておく」という発想の転換が、会社員の起業準備を前に進める一番のコツです。
繁忙期があること自体は問題ではありません。繁忙期を「完全な停止」にしてしまうかどうかが分岐点です。
よくある質問
Q.繁忙期の間、起業準備のことを全く考えないのは良くないですか?
完全にゼロにしても構いません。ただ、「考えようとしない」と「考える余裕がない」は違います。前者は習慣の断絶になりやすいです。「今は忙しいから意図的に休止中」という意識を持っておくだけで、再スタートしやすくなります。
Q.本業が忙しい職種は起業準備に向いていないのですか?
そんなことはありません。多忙な仕事ほど、業務知識・マネジメント経験・顧客対応スキルが蓄積されています。それが起業の資産になります。起業準備に「向いている仕事」はなく、「向き合い方」の問題です。
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